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音系戯言

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Stone Jam / Slave * 1980 Cotillion

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 今月に入って都市開発絡みの機密情報を抱え、出張連発の秋・東海道。元々「絶対言うなよ」と耳打ちしつつ誰かに言いたいタイプの人間なので、仲間にも知らんぷりがめちゃ辛い。ここはプレス発表まで我慢しつつ、夜はファンクで細胞を解放です。そんなことでスレイヴ。オハイオ出身の70〜80年代にヒットをかっ飛ばしたグレイト・ファンク・バンドです。岩男のジャケがなんとなく中身をソソらせませんが、ファットバック・バンドキャメオなんかと同じく、この時代のクリーンナップを担った人達。初期のブリブリ・ファンクもカッコいいですが、80年代に入り洗練も兼ね備えたスタイルで絶妙のサウンドを提示してくれてるのが本作です。
 中身は気持ち良いアナログ・グルーヴ全開で、マーク・アダムスのベースがうなりまくってるのが特徴。しかしながらスタイリッシュにまとめあげていて、ヴォーカル&ドラマーでブギー・レジェンドのスティーヴ・アーリントンも本作は在籍時でしっかり貢献です。またオーラという別の男女ユニットで活躍のカート・ジョーンズとスタリーナ・ヤングのヴォーカル陣も参加で大充実。管中心に初期のスレイヴをまとめ上げたスティーヴ・ワシントンは本作を最後に離脱です。その女性ヴォーカル、スタリーナ嬢をフィーチャーしたオープニング「Let's Spend Some Time」から、垢抜けたファンクでがっつりノセてくれます。続く「Feel My Love」でも、スマートな曲調ながら抑えきれない暴発寸前のベース・プレイがスリルを与えます。クールダウンしたミディアム「Starting Over」、ゴリゴリのファンク「Sizzlin’Hot」と快感のツボをしっかり突くグルーヴで攻め込み。とにかく全盛期の演奏なので、全編好調なのですが、なにか1曲だけと言われれば間違いなく献上するのがヒットともなった「Watching You」。クールで淡々とした感触ながら、キャッチーでスタイリッシュ極まりない一線級ブギー。これは何年経とうが聴きたくなる美味サウンド。そしてベース主導でグイグイ引っ張る「Dreamin'」、オーラのカート・ジョーンズ&スティーヴ・アーリントンが歌唱も熱い「Never Get Away」とファンクの炎は燃え続けます。オーラス「Stone Jam」でも弦がブチ切れるんちゃうかと思うほどスラッッピンなサウンドで最後まで圧倒。
「洗練と土着が良い配合でブレンドされたファンク・ブギー。ぜひ爆音で!」

watching you


Let's Spend Some Time


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