Hot Space / Queen * 1982 Warner

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中学生の時、米屋の友達が家の奥に別棟を建て「ステレオ買おたんや。まぁ見に来いや」と言うので行ってみると、ドでかいステレオセットがドーンと君臨。普段はベッケンバウアーとかプラティニの話ばっかしてたサッカー馬鹿の友達が急に音楽通もどきになり「一番、熱い音楽はコレや」と得意気に鳴らしてたのがコレでした。幼き頃の“刷り込み”とは凄いもので一般的な華麗なクイーンのイメージでは無く、自分の最初がこの辺のクイーンだったものだから「マッチョなオッサンが踊り狂うダンスミュージックバンド」ってのが暫く自分のクイーンでした。それからグレイテスト・ヒッツなんか聴くと「全然ちゃうやんけ」となるわけです。そんなわけで、クイーンファンから全くの不評だったこのアルバムが今でも私のクイーン最高作です。
 広い友達の家で爆音で鳴らす中、圧倒的にカッコよく聴こえたのが1曲目「Staying Power」。当時のアースのヒット「Let's Groove」なんかと同列に感じたファンクテイスト溢れる傑作で、アレサ・フランクリンも手掛けていたアリフ・マーディンのホーン・アレンジが光る逸品です。マジ迫力満点ですわ。前半は「Back Chat」、「Body Language」、「Action This Day」等、ベースラインがカッコいい黒いリズムがズラリで、もう最高です。後半は本来のクイーン・テイストと言える曲も登場。この頃死去したジョンレノンに捧げた「Life Is Real」や「Las Palabras De Amor」なんかは非常に美しい佳曲。ブライアン・メイのカッティングに、フレディのファルセット唱法も痺れるブラコンっぽいスロウ「Cool Cat」も色褪せない名曲です。そしてラストのDavid Bowieとの共作「Under Pressure」は、印象的なベース・ラインが光るドラマティックな展開も交えたクイーン・クラシックといえる傑作。タイトで黒っぽいバンド・サウンドが、満喫できます!
「一番まともに聴いたQueenがコレ。やっぱ皆が言うほど悪いことおまへん」



Back Chat


Staying Power

テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Friday / Original Motion Picture Soundtrack * 1995 Priority | Home | The Very Best Of Marvin Gaye * 2001 Motown

コメント

TBありがとうございます。
私は熱烈なQueenファンを自負していますが^^ゞ、Hot Spaceはかなり気にいっています。中々このアルバムをいいと言ってくれる人が少ないので、記事を読んで嬉しく感じました。
また、お邪魔させていただきます。
よろしくお願いします。

2006/06/05 (Mon) 09:00 | shige #- | URL | 編集

これ聴いてから他のクイーンを聴いたので
どうしても違和感が・・・
グレイテストヒッツとライブエイドでやっと本来のQUEENがちょっとわかりました。
またよろしくです!

2006/06/06 (Tue) 02:39 | ezee #- | URL | 編集

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