FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Hard Candy / Ned Doheny * 1976 Columbia

ned.jpg



もう暑くてどひーっ感じですが、夏の清涼アルバムといえばネッド・ドヒニーの本作。AORの代表作って言われている有名作ながら、ブルーアイドソウル的っていうか、シティ・ソウルな雰囲気でもあります。LA出身でジャクソン・ブラウンなんかと同期らしく、リンダ・ロンシュタッドやグレン・フライ等のイーグルス人脈もこぞって参加した、日本でのみ売れたらしい本作。昔はAOR=イキってるという偏見を持ってたので、しっかり聴きませんでしたが、水浴びジャケだけは有名でしたので知ってました。存在が気になりだしたのは、やはりソウル系の文脈でも重要な人やったから。どんなトコが関連するかというと、プロデューサーがMG'sのスティーヴ・クロッパー(本作以外も清志郎やジェフ・ベックも手掛けてます)だったり、AWBのヘイミッシュ・スチュワートが参加してたりって感じです。そして何よりチャカ・カーンの傑作“What Cha' Gonna Do For Me”のコンポーザーってことで大注目でもありました。
 冒頭の「Get It Up for Love」はややフォーキーな味わいながらTata Vegaや椎名林檎の東京事変もカヴァーした名曲。続く「If You Should Fall」で聴かせる軽やかなシティ・ソウルも好感ですが、本作1等賞なのは西海岸な雰囲気そのままの軽快グルーヴィ・ナンバー「Each Time You Pray」。何とも粋なアレンジに、クールなコーラスと、最高の1曲です。スロウでは「When Love Hangs in the Balance」が秀逸で、西海岸なコーラスも相まってイーグルスも感じさせます。アルバムは殆ど自作曲ですが、優秀メロウ「A Love of Your Own」だけはヘイミッシュ・スチュワートとの共作でAWBヴァージョンも同年に存在。ソウル・シーンでも人気でエボニーズやミリー・ジャクソン、ティーズ、メリサ・マンチェスターもカヴァーの超人気曲です。やや渋めな「I've Got Your Number」を経て、実にファンクな「On the Swingshift」が登場。タワー・オブ・パワーのホーンやデヴィッド・フォスターのエレピもナイス・サポートです。少しラテン・タッチの「Sing To Me」の後で、ジャジーな「Valentine」でオーラス。ウッド・ベースやブラシ、ピアノが洒落た雰囲気で絡みます。ファーキーな香りと、シティ・ソウルがバランス良くミックスされた感じで、ほんま聴きやすいです。
「あっさりしたヴォーカルに、優れたアレンジが気持ち良い人気盤。盛夏にピシャリ!」

Each Time You Pray



A Love of Your Own


Comments 2

hiroo

おあつーございます

お久しぶりです。休みなのでリンク先の方々を訪れていましたら、グイッと引っ張られる記事満載のブログここにあり!
そしてトラバ気分でこのアルバムをわたしめも取り上げました^^;
ほんまええアルバムですねぇ。

ブログ引越しました。ご面倒ですがリンクの修正お願い致します!また遊びにきます!

2019-08-13 (Tue) 19:38 | EDIT | REPLY |   

ezee

★hirooさん
 AORっていえばコレみたいに取り上げられてますが、
 結構、黒っぽくて良いですね。しかも聴きやすい!
 夏休み、ごゆっくり〜 

2019-08-13 (Tue) 23:58 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply