FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Wonderful Crazy Night / Elton John * 2016 Mercury

wodercrazy.jpg



エルトン・ジョン、今のところの最新作かつ60代最後のアルバム。声のレンジは若干、低域にシフトしたものの、全盛期から衰え全くナッシングのグレイト・ポップ・ロック・アルバム。お世辞抜きにして、2000年代以降も驚異のクオリティで優秀作品を連発しています。ここ数年間、音作りでタッグを組んでいるT・ボーン・バネットとロサンゼルスで録られた音は、抜けの良い気持ち良いサウンド。長年のソングライティングパートナー、バーニー・トーピンはじめ、デイヴィー・ジョンストン(g)やナイジェル・オルソン(ds)、レイ・クーパー(per)等の、いつものメンバーと共に僅か17日間で録音されたという、活気に満ちたハッピーな作品。
 中身はもちろん全て書き下ろしの新曲。イントロのピアノからワクワク感満載のタイトル・トラック「Wonderful Crazy Night」からスタートです。続く「In The Name Of You」、「Claw Hammer」、「Blue Wonderful」と曲構成、アレンジ、グッと惹きつけるサビ展開と惚れ惚れするキャッチーな音像を提示してくれます。マジでベスト・アルバムを聴いているような錯覚に陥る、ナイストラックの連打にあらためて敬服いたします。カントリーチックな「I’ve Got 2 Wings」、心に響くスロウも健在「A Good Heart」、軽快なR&R「Looking Up」に「Guilty Pleasure」と中盤も快調そのもの。天才というしかない枯渇には程遠いメロディ・メイカーぶりに舌を巻くしかないです。終盤も、フォーキーな「Tambourine」、優しい美メロのラストナンバー「The Open Chord」と、一切ダレることない展開。さすがプロ中のプロです。ボーナス・トラック扱いとなるのは、リラックスした感じでこれまた良曲「Free and Easy」、力強いギター・ロック・ナンバー「England and America」で終了。ジョン・レノンフレディ・マーキュリーも尊敬したという才能は今も光り輝いてます。
「まだまだ後進の手本になるピアノ・マン。この人も真のロックン・ローラーです!」

Wonderful Crazy Night


A GOOD HEART


Comments 0

Leave a reply