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音系戯言

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Songs in the Attic / Billy Joel * 1981 Columbia

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  懐かしくなってアップルで聴いてたら、随分聴き入ってしまったビリー・ジョエル。ロックン・ローラーぶりを発揮した最高のアルバム“Glass Houses”の頃にガキんちょながら、一発で気に入ったビリーでしたが、その次に出してきたのがこのライヴ・アルバム。チョコホットの“オネスティ”CM(←古い)の歌声にもシビれましたが、まだまだエエ曲ありまっせ、と“ストレンジャー”以前の売れなかった時期の佳曲にスポットを当て、80年のツアーで録音された曲です。なのでビリーもジャケットで、屋根裏で懐中電灯を照らしてます。発表時のスタジオ・ミュージシャンの演奏も気に食わんかったらしく、再録したかったようです。なんせフィル・ラモーンとタッグだった頃のビリーは、ほんまハズレ無しですわ。エルトン・ジョンは低迷してた頃でしたので、最初のピアノ・マン・ロッカーといえば、子供だった私の中ではビリーやったのです。
 そんなことで見事、過去の名曲も認められてまず大ヒットしたのが“さよならハリウッド”こと「Say Goodbye To Hollywood」。これはモノクロのPVも印象的で、なんともカッコよい大名曲。あのロネッツにインスパイアされたビートに、ポップだけどドラマティックな展開といい最高です。ちょっとBスプリングスティーンっぽい感じ。そして何より力強いビリーの歌唱が秀逸です。ハイライトの最終サビの“Say goodbye to Hollywood、Say goodbye, my baby”ってリキむとこなんか今でもシビれます。ちなみにロニー・スペクター嬢もE・ストリート・バンドをバックにカヴァーしています。そして、もう1曲「Everybody Loves You Now」も突き抜けた傑作。アコースティック・ギターを先頭に疾走感溢れるバンドの演奏に、ビリーのピアノと歌が最高の形で乗っかってきます。そしてこれもヒットしてた「She's Got a Way」は、ピアノ弾き語りの切ないバラード。ビリーのソングライティング・センスがさらに認められていった格好です。他も、地元N.Y.地名も織り込んで歌われ盛り上がる「Miami 2017」、美しい流れが心地良い「Summer, Highland Falls」、なんとなくストレンジャーあたりにも通じる雰囲気の「Los Angelenos」、ライヴでも人気曲だったという「Captain Jack」等、息の合ったクールなバンド演奏も聴きモノ。終盤での、粋な展開で聴かせる「The Ballad Of Billy Kid」、雄大なスロウ「I've Loved These Days」まで、ビリーの絶好調時代がしっかり味わえます。
「ビリー初期ベストともいえる名曲集。良いメロディが溢れてます!」

Say Goodbye To Hollywood


Everybody Loves You Now


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