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音系戯言

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Shine a Light / Bryan Adams * 2019 Polydor

bryan adams



おっ、久々やんか〜と見っけたブライアン・アダムス。USチャートではすっかり振るわなくなりましたが、本国カナダやUKでは常にトップ3をキープしている永遠の若大将。エド・シーランとコラボしてるって聞いて、チョロチョロ聴き進むと予想を上回る、なんとも現役感溢れる素晴らしい作品でした。80年代はTシャツとジーパンで泥臭くも、キャッチーなロックをガンガン聴かせてくれましたが、イイ意味でなんも変わらんスタイルでやってくれてます。今やギターが中心のストレートなバンド・サウンドって少なくなったとお嘆きの皆様、安心してください。履いてますよ。とばかりに魅惑のハスキー・ヴォイスで、ど真ん中ロックを聴かせてくれます。
 中身は話題のエド・シーランとの共作した「Shine a Light」でスタート。互いの良いところが上手く融合したようなメロディアスなポップ・ロックで、いきなり気分が上がります。そしてタイトルからあのサザン・ソウルを彷彿させる「That's How Strong Our Love Is」 。なんとデュエット・パートナーは美しさも衰えないあのJennifer Lopez。哀愁あふれるパワー・バラードになっていて、聴き応え満点。続く「Part Friday Night, Part Sunday Morning」から「Driving Under the Influence of Love」では、直球ストレートの疾走感溢れるグレイトなロック・ナンバーが登場。しばらく、こんな感じを最近の曲で聴くことが無かったので何とも新鮮です。ん〜素晴らしい。特に後者はピアノが転がり、ガツンとしたギター・ソロも弾けるフェイセズ的サウンド。ルーツ・ロックの良いところを見事、2019年にも伝承してくれます。「All or Nothing」や「I Could Get Used to This」ではAC/DCばりにカッコいいリフと共に、サビはキャッチーにかますというお得意のスタイルで気持ちよく聴かせます。シャッフル・ビートの「No Time for Love」や、スロウ「Talk to Me」も絶好調を感じさせるクオリティで、「The Last Night on Earth」あたりはまだ2000年以降のアプローチを感じます。でも根本は同じ。終盤の哀愁ミディアム「Don't Look Back」も凄く良い曲で、ソング・ライティング力も全然衰えてません。ここまで全てオリジナルですが、ホンマに曲がイイです。とにかく、どおっちゅうことない普通のロックが、今のメジャーシーンで聴けるってのは頼もしい限り。そして嬉しいのが、トラディショナル「Whiskey in the Jar」のカヴァー。もちろんシン・リジィで超有名なあの名曲ですが、ここではアコギ&ハーモニカで渋く決めてます。しかも素晴らしくカッコよい仕上がり。フィル・リノットの声まで聴きたくなります。
「オッサン視点の下駄を履かなくても、これは純粋な高水準ロック2019年モン。元気な音ですわ!」

Shine A Light


Whiskey In The Jar


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