MTV Unplugged / Mariah Carey * 1992 Columbia

90's Female R&B
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 現在セクシー路線まっしぐらのマライアが、真面目に声量全開で唄っている頃の記録。大ヒットした「Emotions」の後だけあって世間も注目のライブ盤でした。今の女王様状態も良いのですが、コノ頃のすれていない感じのクールビューティーな様も実に良かったもんです。自身大学時代に「好みのタイプは?」と訊かれたら、迷わずマライア!と吠えていました。
 そのマライアがアリサ・フランクリン張りに唄いたおしたソウル然とした佇まいは、コノ後の大袈裟なバラード路線強調を考えると貴重です。「Emotions」、「Someday」といったヒット曲も生演奏&ゴスペル隊をバックになかなかの出来栄えですが、マライアのアイドルであるキャロル・キングとの共作「If It's Over」が凄まじい出来で正にマライア版サザンソウルとなっています。生まれた時代が違って、マスル・ショールズなんかで録音でもしていたら凄いブツが出来上がっていたかもしれません。そして極めつけはジャーメイン役を見事にこなしたTrey Lorenzも光る、Jackson5カヴァー「I'll Be There」で激ソウル唱法バリバリの逸品。間違いなく本作、最大の聴きどころで、世界中のソウル・フリークが唸った名唱となりました。一般浸透度も当時物凄いもんでパチンコ屋でも閉店間際に頻繁に流れる痛快さでございました。そして何よりも全編、地声での今ほどファルセットを多用しない唄いっぷりがソウルフルで素晴らしい好感度急上昇となったライブ盤です。まだ奥ゆかしさもあって可愛かったマライアの記念碑的記録となりました。収録時間の短さが逆に内容の濃さを浮かび上がらせる結果となってます。他にはデビューヒットの「Vision Of Love」、2ndでも印象的だった「Make It Happen」、後の暗黒期とも言える90年代中盤を彷彿させるバラード「Can't Let Go」を収録。
「トミー・モトーラに毒される前のマライア。ピュアで実によろしいです。」

I'll Be There




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

The First Lady / Faith Evans * 2005 Capitol | Home | Sings Soul Ballads / Otis Redding * 1965 Volt

コメント

私もこの頃のMariahが好きです~。これはビデオとCD両方買いました。

2006/05/30 (Tue) 01:08 | akiko #- | URL | 編集

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お宅DJを始めてから日が浅いためどうしても「CDでは持っていてもアナログ盤ではもってましぇーん

2005.10.02 (Sun) 21:50 | BUKOTSU-NIKKI
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