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音系戯言

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幸福 / 岡村靖幸 * 2016 V4 Record

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 我が国が誇る天才、岡村靖幸の目下最新作。といっても、もう2年前のアルバムですが、凄く良いアルバムです。もうプリンス亡き今、嘆いている場合じゃないです。コノ人がいます。あの名作“家庭教師”から、長い年月が経ちましたが衰え知らずの絶好調。途中で、ドラッグ絡みで行ったり来たりはありましたが、才能は枯渇せずです。過去には実刑・服役も経験した岡村ちゃんですが、そこも含めて理解したいです。人間、誰もがそんなに強い生き物じゃないですから。なので、過去に何があろうとコノ人は信頼できます。
 そんなお茶目で純情でエロい岡村ちゃん。本作もべた褒めすべき内容。冒頭に登場する「できるだけ純情でいたい」からガッツポーズの、らしさ満開の密室ファンク。とはいえ独特のファルセットも絡め、ポップな感覚も研ぎ澄まされ、気持ち良さ満開です。続く「新時代思想」はエロクトロ・ハウスな感じですが、やや無機質に迫るも好感触。シングル曲「ラブメッセージ」もハウス・ファンクながら、よりポップなアプローチ。そして本作で初登場の「揺れるお年頃」は、スライまで感じさせる才能炸裂のファンク魂溢れる傑作。アコギのシャープなカッティングに、ブリブリ感キープのベースが気持ち良さを増幅させます。コレ以降は殆どが既発シングル曲が連続ですが、「愛はおしゃれじゃない」あたりは初期からの岡村ファンも大満足間違いなしのキャッチーな楽曲。親しみやすさ抜群のメロディも健在です。そして「ヘアー」は半端ない黒さで迫る硬派なファンク。マーク・ロンソンあたりより、ヒネクレているのがたまりません。活動停止期からの復活曲となった「ビバナミダ」に続く、2014年のシングル「彼氏になって優しくなって」も必聴のハネ感満載の岡村グルーヴ炸裂の名曲。こういう文句無しの楽曲を最近でもキープしてることに驚愕。熱きマグマは溢れ出続けていることが一発で分かります。ラストは「ぶーしゃかLOOP」はクールな4つ打ちでビシャっと〆てます。
「やっぱり気持ち悪いようで、猛烈に気持ち良い岡村選手。ブラボー!」

彼氏になって優しくなって


愛はおしゃれじゃない




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