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音系戯言

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Chaka / Chaka Khan * 1978 Warner Bros

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まだまだ続く猛暑。家族で焼肉ガンガン食って、パワーつけてきました。今日は音でも熟成肉並に美味しいチャカの初期作。キラー・カーンのモンゴリアン・チョップの如く、英気を養うのに最高なソロ第1作です。この頃に在籍していたルーファスも強烈ファンクが聴けて最高ですが、ソロでの異様とも言えるクオリティの高さも特筆もの。この後の2ndも甲乙つけ難い傑作アルバムですが、これも必須と言っていい大充実のホームラン作品。熱くも美しい25才のチャカを写し込んだ瑞々しいジャケも秀逸で、LPでも欲しい逸品です。
 中身は名匠アリフ・マーディンが仕切った入魂の内容。1stソロに相応しい、曲良し、サウンド良し、グルーヴ良しという完璧に近い内容。参加メンバーも、AWB一派のスティーヴ・フェローン(ds)にヘイミッシュ・スチュワート(g)や、リチャード・ティー(key)、ウィル・リー(b)、フィル・アップチャーチ(g)など盤石のバックアップです。ともかく快感グルーヴ連続ですが、なんといっても有名なのが冒頭のアシュフォード&シンプソン作品「I'm Every Woman」。もはやチャカの代表曲であり、カヴァーもされてきましたが、このオリジナルのカッコよさはズバ抜けてます。そしてミニー・リパートンがいたRotary Connectionのカヴァー「Love Has Fallen On Me」が、ファンク・ゴスペル調でシビれる展開。ここではシカゴの天才アレンジャー、チャールズ・ステップニーのテイストも上手く継承です。チャカの上手さも際立つスロウ「Roll Me Through the Rushes」 、軽快でダンサブルながら何気に凄い名曲な「Sleep On It」、ルーファスで演ってもハマりそうなファンク「Life Is a Dance」と、異様に高いクオリティで前半は突き進みます。後半戦も勢い落ちずで、なんとも言えんナイス・グルーヴとコンテンポラリーな質感に魅了される「We Got the Love」では名ギタリストGeorge Bensonがヴォーカリストとしてデュエット参戦。ファンキーなベース主導がたまらん「Some Love」に、しばたはつみの極上カヴァーも存在する大傑作「A Woman in a Man's World」と駄曲無しの凄まじい展開にあらためて驚きです。終盤は、お得意のミッド・ファンク「Message in the Middle of the Bottom」から、スティーヴィー・ワンダーの67年ヒット曲カヴァー「I Was Made to Love Him」で華麗なる〆。ここらでもクールながらきめ細かいグルーヴでの再構築で魅せ、グイグイと聴く人を惹き込みます。
「活力を生み出す歌声、チャカ・カーン。金字塔的名品です!」

I'm Every Woman


A Woman In A Man's World








Comments 2

goldenblue

ezeeさん、毎度です。
ほんま暑い。ちょっと一瞬涼しくなってからのこの蒸し暑さは堪えます。
このアルバムは最高ですねー。
このレコードと結婚したいくらい好きやわ(笑)。

2018-08-11 (Sat) 17:12 | EDIT | REPLY |   

ezee

★goldenblueさん
 まいど、まいど。まだまだ蒸し暑いどすな。T-シャツもすぐ汗だくです。
 でも本作、熱いジャケのわりに実にスムージーですな! ほんまに飽きない名作やと思います。

2018-08-12 (Sun) 00:41 | EDIT | REPLY |   

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