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音系戯言

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No Secutiry San Jose 1999 / The Rolling Stones * 2018 Eagle

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 アーカイヴでビジネスが成立するってのは、ブランドが確立していて支持基盤やヒストリーで誇れるべきものがあるってこと。エルメスのキーリングが気に入った人が、洋服を買っても、BAGやウォレットやら何を買っても満足感が得られるのは、そのブランドの主義主張が明確で、市場の共感がしっかり得られているってこと。ストーンズも一貫性を持った巨大な老舗ブランドと同じやということです。アトリエや工房職人が本物で、チームのディレクションさえしっかりしてれば、いつの時代でどんなモノであっても朽ち果てることはありません。
 そんなことでアーカイヴ音源がまたもや登場。1999年のツアーということで、Bridges to Babylonを発表したツアーを一旦終え、ライヴ・アルバム“No Security”で総括。その延長線上でタイトルをライヴ・アルバムに変えてやった小規模USツアーからの音源ということで、評判が高かったミニ・ツアーのようです。大事な掴みどころのオープニングは「Jumpin’ Jack Flash」。これはビーコン・シアターの“Shine A Light”同様でインパクト抜群です。Under My Thumbで始まる“Still Life”や、Start Me Upで始まる“Hyde Park Live 2013”も大好きですが、これもその次に好きな掴み。しかしながらメンバーも50代という今からするとまだ若いストーンズ。イキイキした演奏はなかなか興奮です。前半は「Bitch」、「You Got Me Rocking」とロッキンに飛ばしますが、やっぱ最高なのは 「Respectable」。カッチリしていないのに、ルーズにテンポよくきめる技は天下一品。本ツアーで珍しく披露のソウル・バラード「I Got The Blues」に続く、当時の新曲「Saint Of Me」はモダンな雰囲気もしっかり交えフレッシュ感キープ。この辺が流石です。また意外にも本ツアーでライヴ初登場となった「Some Girls」や、キースの歌うカントリー・ブルース「You Got The Silver」も新鮮に響きます。キースは18番「Before They Make Me Run」もゴキゲンでかまします。そして90年代ストーンズの傑作と思ってる「Out Of Control」が登場。70sファンクな要素も含みアップデートさせた感触がシビれます。お楽しみの観客に接近したセンター・ミニ・ステージへ移動しての曲では「Route 66」、「Get Off Of My Cloud」と立て続けに初期のビートナンバーを披露。ここはひとつのハイライトです。「Midnight Rambler」で盛り上げた後に、大ステージに戻って演るのは名曲「Tumbling Dice」。この辺の流れは、分かっていてもたまらんところ。こっからは大団円に向け怒涛の鉄板攻め。「It's Only Rock 'N Roll」、「Start Me Up」、「Brown Sugar」、「Sympathy For The Devil」とまたライヴに行きたくなっちゃう流れで〆。
「ロックン・ロール・ビジネスの最良型を提示した男たち。まだまだ、頑張ってくれ〜!」

Saint Of Me


Honky Tonk Women


Comments 2

片山ニク

このアルバムツアーは観に行ってないんですわ
ミニステージ見たかった〜
アウトオブコントロールは90年代1番の曲ですね 僕もガッツポーズ出ました

それにしても昨日の台風はすごかったですね
大丈夫でしたか?
僕は2時前 車で移動中だったのですが
かなり怖かったです

2018-09-05 (Wed) 17:16 | EDIT | REPLY |   

ezee

★片山ニクさん
 まいどどす。私もこの数年後の大阪ドームには行きましたよ。
 しかしまさにOut Of Controlだった風雨。。。
 我が家の車も飛んできた近所の外壁で傷いって最悪ですわ〜

2018-09-06 (Thu) 00:23 | EDIT | REPLY |   

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