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音系戯言

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Love All The Hurt Away / Aretha Franklin * 1981 Arista

aretha love



 オッサンになっても発見があると嬉しいもんです。点と点が繋がるというか、この料理にはこの調味料がはいってたのか!って感じだったのが、デヴィッド・ウィリアムスってギタリストが素晴らしいギタリストだったっということ。昔から聴いてた曲のこの部分がエエねんっとこが、殆どコノ人の仕事だったってことが判りました。例えばジャクソンズ“This Place Hotel”や“State Of Shock”のエンディングのアタックの効いた単音カッティング、マイケル「Off The Wall」や「Thriller」といったビッグ・ヒット作でのファンク的要素を担っていた存在感あるカッティング。ここらが気持ち良くて聴いていたとこもあったこの辺の曲、全部コノ人の仕事やったんどすわ。ディスコ天国って表紙についつい衝動買いしたギター・マガジンのおかげです。おおきに!
 そんなことで今頃知ったデヴィッド・ウィリアムスの名演が聴けるアルバムとして列挙されてた1枚がこのアレサの81年作。2曲目の「Living In The Streets」を聴けば、コレコレ!とすぐ判ります。しかも作者はセンスの塊ロッド・テンパートン。もうマイケル黄金の布陣と一緒です。デヴィッド氏のアタック音の強い単音弾きはしっかり曲を牽引していて、アレサの歌もノリノリに聴こえてきます。この布陣はコノ曲だけですが、聴く価値大です。で、本作自体はアトランティックからアリスタへ移籍し洗練サウンドで勝負した2作目。TOTOのメンバーやマーカス・ミラー等が参加してアリフ・マーディンがしっかり仕切ります。冒頭を飾るGeorge Bensonとのスロウ「Love All The Hurt Away」はサム・ディーズ作品で80年代アレサを象徴するアダルトでコンテンポラリーなアプローチ。お得意のカヴァーでは、サム&デイヴHold on I'm Comin'」、ストーンズの「You Can't Always Get What You Want」をコンポラ・ファンク仕様でキメてます。ダイアナ・ロスIt's My Turn」も含め、いつもながらアレサ色に染め上げちゃいます。また、バート・バカラック作ながら、あまりそれを感じない「Truth and Honesty」は軽快なポップス風の良曲。ハイライトと感じる終盤の2曲「Whole Lot of Me」に「Kind of Man」はアレサの自作。軽快なポップス風の前者に、ゴスペルチックなバラードとしっかり締めてます。
「アレサの歴史の中では、そんなに重要作でもないですが、シティ・ソウルな女王も粋!」

Living In The Streets (12'' Extended Version)



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