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音系戯言

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Diamond Life / SADE * 1984 Epic

Sade d

  はや年末。ストレスフルな案件が多い中、忘年会で発散する実にオッサンな日々。こんな時は胃にも優しい音楽、80年代に頭角を現したシャーデーです。経済成長もピークに達し音楽も成熟化が進んだ時代で、その頃といえば私もまだ子供。裕福そうな人達が聴く感じの、AORやらブラコンの類いの音楽がもてはやされた頃です。そんな頃の筆頭格がシャーデーやアニタ・ベイカーホイットニーやらカフェ・バーで流れてそうな、お洒落なサウンド。なにイキっとんねんって感じでしたが、偏見なしに聴くとコレもエエ音楽やと感じたのは、正直大人になって色んな音楽に接してから。ジャズの香りも漂わせた、汗の匂いがしない黒人音楽。アル・ジャロウやジョージ・ベンソンのVo作なんかは、まだアフロな感じっていうか少しはゴスペル的な熱さがありますが、こちらのシャーデー・アデュ嬢。常にクール・ビューティな佇まいが魅力で、がなったりコブシをまわすことが無いのは、ロバータ・フラックなんかと同様です。
 そして今、ふと聴くファースト・アルバム。30年も前の音楽なのに全然古くなってないのに驚きます。今もこれを雛形に演ってる人が多いってことなんでしょう。冒頭はあの「Smooth Operator」。ドラマでもよく聴いた音で、浅野温子とか石田純一の顔まで浮かびます。(←古い) エレピにアルト・サックスの音が優雅に響く、実にスタイリッシュな音。この大ヒットの他にも、1stカットでこれまた名曲というしかない「Your Love Is King」、「When Am I Going To Make A Living」、「Hang On To Your Love」とシングル曲はすべて洗練されていて、小難しくなりすぎず実によいバランスで聴かせてくれます。他の曲も総じて高品質で、色褪せない名演がズラリ。「Frankie's First Affair」、「I Will Be Your Friend」なんかもサックスを美味く絡めたスムース・グルーヴの手本のような音を構築。そして、なかでも最高すぎるのが「Cherry Pie」。数年後のアシッド・ジャズ・ブームの先駆けのようなサウンドです。グルーヴィーでありながら、クールな要素も兼ね備えた実に心地良いアレンジ。ムーディで妖艶な雰囲気が漂う「Sally」ではニーナ・シモンさえ感じさせてくれます。唯一のカヴァーがオーラスのティミー・トーマス「Why Can't We Live Together」。反人種差別を歌った、プロテスト・ソングをナイジェリア出身のシャーデーが秘めた熱い炎と共に歌い上げます。
「UKのユニットらしく、洒落たサウンドで魅了。今年も新曲リリースで健在!」

Your Love is King @ Live Aid 85



Cherry Pie


Smooth Operator


Comments 2

片山ニク

このアルバムも定期的に
聴きたくなりますね〜〜
それにしても素敵な腹筋❤️(腹筋好き)

2018-12-27 (Thu) 17:32 | EDIT | REPLY |   

ezee

★片山ニクさん
 そうなんですよ、腹筋も、シャープな顔立ちも
 エエんですわ。シャーデー・アデュさま。
 最近も、そんなに変わらん美しさでした!

2018-12-29 (Sat) 01:58 | EDIT | REPLY |   

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