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音系戯言

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Follow the Rainbow / George Duke * 1979 Epic

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  ディスコ&ファンク好きであっても、なかなか辿り着かないのがジョージ・デュークやハービー・ハンコックのファンクよりのアルバム。なんでかというと、数年前までは、よく漁りに行ったCDショップに行ってもR&Bとかソウルのコーナーに置いてない人達だったから。パトリース・ラッシェン女史なんかもそうですが、ジャズ&フュージョン系の人達がファンクに接近してヴォーカル・アルバムとか作ったものには安もんのファンク・バンドが太刀打ちできないクオリティの極上グルーヴを構築してくれるケースが多いです。そんなことで、ジャズ&フュージョン界の大御所鍵盤奏者ジョージ・デュークのファンク・アルバム。70年代後半〜80年代にかけてファンク的秀作を多く残したジョージの79年作です。
 中身は「Party Down」から脳天をブチ抜く重量級ディスコ・ファンクでスタート。リン・デイヴィス、ジェシー・ジェイムスの女性ヴォーカルに、ナポレオン・マーフィ・ブロックの男性ヴォーカルが沸点で熱く迫ります。後のシーラ.Eもパーカッション&ヴォーカルで参加。ヤマハのエレピを駆使したジョージもナイス・グルーヴを指揮です。3曲目の「Funkin' For The Thrill」もグレイト極まりないナイス・ファンクで、名人バイロン・ミラーのベースもブリブリうなります。前半はメロウ&ファンクを交互に配置し惚れ惚れするほどの流れで聴かせてくれます。 スマッシュ・ヒットした「Say That You Will」、メロウな「Sunrise」は一級品のシティ・ソウルで、曲も、歌も、アレンジもかなりの高い次元。こんな気持ちエエもんないわってくらいの音で迫ります。ブラジリアンな「Festival」なんかはアースっぽくもありますけど、テクニカルなインストも登場。しかしながら、基本はヴォーカルもの主体。後半戦もハイレベル・ファンク「I Am For Real」でグイグイ押してきます。続いてGカッティングが気持ちよく響くナイス・ソウル「Straight From The Heart」、続くインスト「Corine」で極上のビートを構築するのは前作までバンド・メンバーのレオン・ンドゥグ・チャンクラー。今回はゲストながら要所でしっかり叩いてます。終盤登場のジョージ・デューク版PファンクPluck」、オーラスのタイトルとなるインスト小曲「Follow The Rainbow」までプロの職人グルーヴを見せつけます。
「ジャズ畑の人がファンク演ると凄いのを作る好例。ナイス・グルーヴ満載!」

Say That You Will


Straight From The Heart


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