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音系戯言

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Fleetwood Mac / Fleetwood Mac * 1975 Reprise

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 しかし暖かくてエエ天気で、よろしいですな〜。ついつい寄り道して、飲んで帰りたくなります。(←いっつも) 桜を横目に鼻唄が出てくるのは♪セ〜イィ、ユゥ・ザッラ〜ヴ・ミ〜って感じ。ヘトヘトに疲れている時でも耳に優しい癒やしの声、クリスティン・マクヴィーは定番の胃腸薬みたいな人。去年のデュオ・アルバムも素晴らしかったですが、マック時代の黄金期、最初の大ブレイクとなった邦題“ファンタスティック・マック”も完成度の高い名盤。ボブ・ウェルチが去ってバッキンガム・ニックスのお二人さんが加入した最初のアルバムで、全米No.1ともなった記念作。デラックス仕様になって登場したので、再び聴くにはいい機会となりました。
 この5人でのマックはエエのんばっかですが、本作は特に良し。クリスティンのソング・ライティングが冴えまくりの名曲がバシバシ収録されてるのがその理由です。筆頭格のシングル曲「Say You Love Me」が抜群の名曲で、優しいカントリーテイストにシンプルでポップなメロディが最高すぎます。イントロでのクリスティンの奏でるピアノからたまりませんが、ハーモニーの効いたサビがまた格別です。本作以前のクリスティン曲も良曲が多しですが、リンジー・バッキンガムの洗練センスが加わった本作以降、更なる素晴らしき化学変化でクリスティン曲が輝きます。負けず劣らずグレイトな「Over My Head」、後半のハイライト「Sugar Daddy」と3曲もクリスティンの王道パターンの傑作曲が入っているところが本作のポイント高いところ。コレ以外も、UKのみシングルカットの「Warm Ways」は地味ながら優しいスロウ。そして本作のアイコン的大ヒット「Rhiannon」は新加入スティーヴィー・ニックスの代表曲ともいえる名曲。少し毒気が欲しいときなどは、むしろコチラが最高でこれも本作の魅力のひとつ。フォーキーなスロウ「Landslide」でも妖女の魅力発揮です。新風を送り込んだキーマン、リンジー・バッキンガムもポップ・センス溢れる「Monday Morning」、ロックン・ロール「Blue Letter」、ブルージーな「World Turning」と大活躍。王将アイスの如く、三色三様で各々楽しませてくれます。そして最近のデラックス版では「Say You Love Me」や「Over My Head」のシングル盤テイクや、全曲のアーリー・ヴァージョンなる初期テイク、さらに1975〜76年のライヴ・テイク18曲と楽しみ尽くせる内容。ピーター・グリーン時代からのブルージーな曲も結構演ってますが、クリスティンの「Spare Me a Little」や、バッキンガム・ニックス時代の「Don't Let Me Down Again」もライヴで聴けちゃいます。
「春の陽気のなか、心を穏やかにしてくるファンタスティック・マック。やっぱエエですわ!」

"Say You Love Me"


Rhiannon


Over My Head



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