音系戯言

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Bobby / Bobby Brown * 1992 MCA

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 なんだかんだ言っても麻薬的な快感を味わせてくれるのがニュー・ジャック・スウィング! 90年くらいを頂点に猫も杓子も状態で、世を席巻していたダンサブルな強力ファンクで、今またスポットを当ててくれてるのが、やはりアノ男、ブルーノ・マーズ。一昨年の傑作アルバムで80〜90年サウンドを自分なりに昇華した中で、NJSなサウンドでオッサンが狂気乱舞した“Finesse”。これのRemixが躍進の女性ラッパーCardi Bをフィーチャーして、なんともTLCで最高な仕上がり。ノミネートの本年グラミーでも披露予定です。こんなの聴かされると、またまたNJS熱が自分の中で盛り上がってしまいます。
 そんなことでNJS成熟期の超メジャー作、ボビ男くんの大ヒットです。ミーハー的すぎて“今さら、こんなもん”ってなりそうですが、冷静に聴いてもクオリティ抜群のファンクネスが渦巻く充実作。90年代プロデューサー最高峰でNJSの父、テディ・ライリーが制作にバッチリ関与です。アルバム前半に鎮座する「Two Can Play That Game」に至っては、NJSの完成形とも思えるグレイトなビートを構築。これは何度聴いても燃えます。燃える闘魂、猪木です!続く「Get Away」に至ってはもうGuy丸出しの曲調で、ファン全員がガッツポーズ。「Til The End Of Time」でも、しなやかにハネてくれてます。そして強引に“School Boy Crush”をサンプリングした「One More Night」が登場。もうアホほど登板回数のAWBの多いガーリックなコノ曲ですが、もうにんにく入れたら何の料理でも“う〜ん美味い”って言ってしまう自分が今でもいます。これも Eric B. & Rakimやフロエトリー、ドラゴン・アッシュほどでは無いですがこれもナカナカ。終盤にも「That's The Way Love Is」なる強力なハネハネ爆弾を投入で抜け目なしです。「Something in Common」では当時の奥方Whitney Houstonとデュエットも披露。これもトークボックスを上手く使った小粋なNJ調。そして豪華絢爛で、さすがボビーとなったのがテディと同時にLA&ベイビーフェイスも3曲で超重要曲をプロデュースした点。本作のアイコン的1stカットだった「Humpin' Around」も硬派な優秀NJSで、インパクト抜群でした。この背中ジャケットを見ると、先ず頭で鳴るのはコノ曲だったりします。そんでもって、実はボビーで最高傑作と個人的に思ってる爽やかニュー・ジャック「Good Enough」も本作に君臨。R&BのカーステMD(←古い)作る時、100%入れていた超お気に入り曲です。童顔氏のバック・コーラスもバッチリ聴ける「Pretty Little Girl」は、ベイビーフェイスのアルバムに入っててもおかしくない王道な童顔調。オーラスはコンテンポラリー・ゴスペル調な「I'm Your Friend」。Debra Winansがデュエットする美しいミディアムで、意外と素直で良い曲です。
「一世を風靡した男、ボビー・ブラウン。化粧品とちゃいまっせ〜」

Good Enough


Two Can Play That Game


Humpin' Around


Comments 2

ランニングマン

No title

ボビーは不滅です!
このアルバムはボリュームもバランスも最高です
シングル曲も耳に残るキャッチーなきょくばかりだけど
One More NightとかStorm Awayなんかがいい味出してるのに気づく

2018-02-21 (Wed) 18:47 | EDIT | REPLY |   

ezee

★ランニングマンさん
 最近のボビーは知らないのですが、これと前作あたりのボビーは
 輝きまくってましたね。ヒット曲ばかりじゃないってのもイイです!

2018-02-23 (Fri) 01:48 | EDIT | REPLY |   

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