音系戯言

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Bush / Snoop Dogg * 2015 Doggy Style

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 さて戌年です。奇しくも正月休みの夜に息子二人と「犬ってカワイイよなぁ」って話になり、シーズーや豆柴、パピヨンと、ペットで飼おうと盛り上がったのですが、翌朝に“誰が世話すんにゃ!”と嫁はんに一刀両断で却下。確かに金魚でさえ、我が家の男連中は最初だけしか世話しなかったという黒歴史があったのを嫁さんは的確に主張です。あえなく3人共、反論できず玉砕です。う〜ん、作戦変更で、いつかまたテーブルにのっけます。そんなことで、犬に因んだアルバム。昨今のブギー・ブームの中心にもいた感もあるファレル・ウィリアムスが、西海岸の戌男スヌープ・ドッグとタッグを組んで作ったのが本作です。あのファレルの大ヒット作の続編とも取れる軽快なアルバムで、スヌープがあまりラップせず歌ってるのが多いのが賛否分かれた作品でした。
 中身はいきなりレジェンドStevie Wonderがコラボするレイドバック系「California Roll」でスタート。かつてのネイト・ドッグが醸し出していたウェッサイ系の心地良さが充満です。思わずカニカマ&アボガド巻きが食いたくなっちゃいます。続く「This City」や「R U A Freak」、「Awake」ではダフト・パンクと演ったファレルを彷彿させるナイス・ブギーが登場。もはや従来のヒップ・ホップのアルバムとは全く違ったスタイルで取り組んでいるのが、ココまで聴き進むとあからさまに分かります。先にシングルとしてリリースされた「So Many Pros」や「Peaches N Cream」といったところが本作のハイライトで、特にギャップ・バンドCharlie Wilsonが参加した後者のスムージーなブギーっぷりには惚れぼれします。T.I.参加の「Edibles」など、ちょっとしょーもないトラックもありますが、終盤にかけ、マイケル“Off The Wall”の頃のような「I Knew That」、Gwen Stefani参加のネプチューンズ臭がたまらん「Run Away」と、グイグイとファレル印のポップさで食い込んでくれます。オーラスはKendrick LamarRick Rossとの共演となった「I'm Ya Dogg」で〆。こっちは話題の共演ですが、たいした目新しさは無いです。
「小池百合子じゃないけど、犬並のスピード感で今年も乗り切ります!」

Peaches N Cream ft. Charlie Wilson


California Roll ft. Stevie Wonder, Pharrell Williams



So Many Pros


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