音系戯言

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Secrets / Toni Braxton * 1996 Arista

toni baby



歌よし、声よし、美貌よしと近江商人ばりの三方良しで知られるトニ・ブラクストン。 ここ数年はファミリー・アルバムや、ベイビー・フェイスとのデュエット・アルバムとなかなか素晴らしい熟女っぷりですが、この秋発表の新曲も好評で、間もなく登場となるご本人単独の新作も待たれるところ。そんなトニ嬢が不動の地位を確立したのが2ndとなる96年本作。デビュー当時から相性の良さは実証済みだったベイビー・フェイス制作曲が、1st同様に楽しめるアルバムです。セクシーで艶のある低音ヴォイスにも磨きがかかってます。
 中身はトニー・リッチ曲「Come On Over Here」からで、これが風格まで感じさせた堂々たる絶妙ミディアム。そして1stシングルとなった「You're Makin' Me High」からベイビーフェイス・ワールドの突入です。冒頭から90年代を代表するクールなR&Bの流れを見せます。続く「There's No Me Without You」がさらにベイビーフェイスらしさ満開で、童顔氏が歌っててもなんらおかしくないアノ独特の優しいメロディがしっかり堪能できます。そしてダイアン・ウォーレン作「Un-Break My Heart」。デヴィッド・フォスター印のベタベタなバラードながら、この大ヒットのお陰で大物ディーヴァの仲間入りとなりました。ブランディで名を上げたキース・クラウチも「Talking in His Sleep」で1曲組んでますがソコソコ。やはり童顔氏のソフトな感触とトニ嬢の毒っぽさが味わいが格別です。Kenny Gのサックスも冴えるバラード「How Could an Angel Break My Heart」もさることながら、「Find Me a Man」や「Let It Flow」、「Why Should I Care」あたりのズバ抜けた安定感は他に類を見ない素晴らしさ。意外とイケたR.ケリー氏が制作の「I Don't Want To」、そして忘れちゃならないのが1曲だけながらソウルショック&カーリンの制作曲となる「I love me Some Him」。ご存知、モニカの鬼名曲をも思い起こさせてくれます。シークレット・トラックとして童顔&ジョン.B作のバラード「In the Late of Night」もあり。
「女としての輝きもグッと増した、このセカンド。どの曲も自分色に染め上げます!」

You're Makin' Me High


I Don't Want To


Comments 3

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You're Makin' Me Highは
ブライス・ウィルソン(groove theory)も
良し、でしたねぇ~ヽ(´ー`)ノ

2017-11-28 (Tue) 00:37 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★名無しさん
 グルーヴ・セオリー、かっこよかったっすな。
 宇多田ヒカルのルーツ!

2017-11-30 (Thu) 00:49 | EDIT | REPLY |   

negrita

アメールがヒカルのルーツだったとはッ!
ヒカル、掘らねば…全然知らなかった…( ノД`) 

2017-11-30 (Thu) 17:54 | EDIT | REPLY |   

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