音系戯言

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Straight Light / 萩原健一 * 1987 Moon

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 ラスト・ダンスと題された意味深なタイトルで久々にライヴ・ツアーをしてくれたショーケン。今回は大阪ナンバにて参戦です!怪鳥ロプロス声も連発でしたが、幾分落ち着いた地声も聴かせてくれて、そこはまたシビれさせてくれました。大名曲シャララテンダーナイトハロー・マイ・ジェラシーなんかは鳥肌モンのパフォーマンスを見せてくれましたヨ。さすがです!そして待望だったアルファ・ムーン時代の音源もリマスターされて再リリースです。なんといっても、この時期の聴きどころは語り草ともなった読売ランド・イーストでのアンドレー・マルロー・バンド初のスタジオ録音となったのが本作です。DONJUANロックンロール・バンドの渋いノリも素晴らしかったですが、こっちでの活気溢れるパフォーマンスも最高です。人々を魅了したレインボー・ヴォイスは好不調の波が激しかったものの、従来の落ち着いたつくりのスタジオ作から、ライヴっぽい荒さも導入した充実作でした。
 アルバムは骨太いロック・ナンバー「Gimme Your Love」で勢い良く始まります。そしてアンドレー・マルロー・バンドとの協業が最大の成果となった傑作「Gambler」で一気に掴みます。ファンキーなアンサンブルに、語りも加えたエキセントリックな歌唱が見事にマッチ。80年代、絶好調だったショーケンがしっかり音源に刻み込まれてます。続いて、ストレートなR&R「No Problem」、アーシーでソウルっぽい「」、ポップなテイストも見せた「See Saw」と、盟友速水清司の曲が3連発も嬉しいところ。後半はバンドの要だった井上堯之の曲が続きます。中でも有名なのが、近藤真彦のカヴァーもヒットした井上堯之作品「愚か者よ」で、印象的なメロディ含め素晴らしき曲。ラフなR&Rナンバー「P-Cat」、ミッキー吉野のピアノも光るファンキー・テイスト「影子」と来て、ラストはショーケン&速水コンビのソング・ライティングで魅せるドラマティックな大作「Famous Guy」で〆。今回のリイシューでシングルB面曲でメロウな小品「めぐり逢い」、87年の名作シングル「桜子」、「」も追加収録です。
「永遠の不良少年、ショーケン。まだまだ頼んまっせ!」

愚か者よ




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