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音系戯言

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Steel Wheels / The Rolling Stones * 1989 CBS UK

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ジャネーの法則やないですが、当時やたら長く感じた3年間だったミックとキースの確執によるストーンズ休止期間。本当にもう新作は聴けないと半分あきらめてた、私もまだ10代後半の頃。時代はちょうどレコードからCD普及期に突入したって感じの中、待望の復活宣言の後に登場したアルバム。ここから無事にツアー活動も再開し、ビルもいた5人のストーンズは狂喜乱舞の初来日へと続きます。そんなこともあり、お祭り騒ぎの中で神輿に乗ったような本作でしたが、楽曲の充実も素晴らしいものでした。
 冒頭のオープンGリフからしてストーンズらしさ満開の展開に、全人類がハイタッチした「Sad Sad Sad」が力強く鳴り響きます。ソロ・アルバムも良かったけど、やっぱミックのホーム・グラウンドはここなんやと感じさせるには充分すぎるR&Rです。そして復活の象徴のように流れていた1stシングル「Mixed Emotions」。この曲も王道的なストーンズ節ですが、歌詞も含めなかなか泣けます。PVでのキースとミックの笑顔にもホッとしたもんでした。この辺りの、ファンの欲求にど真ん中ストライクで応えた曲も嬉しかったのに加え、さらなるハイライトが確執中にグレイトなソロ作を仕上げたキースの2曲。歌唱も間違いなくグレード・アップしていて、表情豊かなヴォーカルもカッコいい「Can't Be Seen」に、メンフィス・ソウル・バラードのような名曲「Slipping Away」は甲乙つけ難く、まさにソロ・アルバムでの成果。後者は先日スタートした2017ヨーロッパ・ツアーでもセット・リストに入ってます! ここらが突出して、よく聴きましたが全体もなかなか好感です。ミックが歌ったスロウ「Almost Hear You Sigh」も実はキースがソロ作で演ろうとしていた曲。ただシャープなGカッティングも一本調子で中途半端な「Terrifying」や、人気曲ながらストーンズっぽくない「Rock and a Hard Place」など、ファンクもどき系がやや不調なのが少し残念なとこです。ただバンドの復調をしっかり感じさせる、お馴染みのカントリー・テイスト「Blinded By Love」、ミックのハーモニカも冴えるブルース・テイスト「Break the Spell」、東京ドームの興奮も思い出すエスニックな「Continental Drift」など、チャレンジングな名演も入ってるのが嬉しいところ。
「80年代最後にして次への再出発となった5人組。なかなかのツンデレでしたヨ」

Mixed Emotions


Sad Sad Sad


Slippin Away


Comments 4

片山ニク

このアルバム、25×5のビデオ、初来日と
ギュと詰まった期間でした
オールモスト・ヒア・ユー・サイ
とか好きです
キースも間奏 頑張ってるし(なぜか泣ける)

やはり初来日時のアルバムという事で
思い出深いです。

ところで久々にブログ更新したので
また見に来て下さいね〜(^-^)/

2017-09-16 (Sat) 00:25 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★片山ニク さん
 まいどです。やはり来日とセットの印象が強いですね。
 それよりこの前のダーティ・ワークがなんとなく、らしくないアルバムだったので、本作での復活は感動でした!

2017-09-18 (Mon) 00:59 | EDIT | REPLY |   

波野井露楠

No title

こんにちは!

1浪したあとの大学1年生のあの頃を思い出します。
懐かしいなあ。

最近はほとんど聴いていませんでした。
久しぶりにカーステに入れてみます(^^)。

XP問題でPC壊して以来、本当に久しぶりに自分のPCが手に入りました。しかもタダで(^^;)。

また、ブログの世界に戻れればと思っています(^^)。

2017-09-18 (Mon) 18:01 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★波野井露楠さん
 そうそう、大学時代なんですわ。
 なんだかんだいってもビル・ワイマン最後のスタジオ作。
 思い入れもあります〜 またブログ頼んます!

2017-09-20 (Wed) 00:33 | EDIT | REPLY |   

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