音系戯言

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Can't We Fall In Love Again / Phyllis Hyman * 1981 Arista

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 まだまだ暑おまんな、ってことで結構疲れも出てきた夏終盤戦。疲弊した細胞をダマくらかすのに、意外と有効なのが上質レディ・ソウル。ここはフィリス・ハイマン嬢です。洗練された美人で、テクニカルというだけでなく、ソウル臭もしっかり兼ね備えているのが素晴らしいところ。70年代〜80年代にかけて御活躍でしたが、95年には早々に天国へ。聴くべき優秀作も多く残してくれてますので、どのアルバムにも聴きどころ有りです。
 80年代の5枚目となる本作は、旧知のノーマン・コナーズが粋でアーバンな作品に仕上げています。参加はデヴィッドT.ウォーカー(g)、レオン・ンドゥグ・チャンクラー(Dr)、ジェイムス・ギャドソン(Dr)、ネーザン・イースト(b)、ジョーンズ・ガールズ(Cho)など、腕利きミュージシャンがズラリ。冒頭、安もん臭さが漂うイントロで不穏な空気になりますが、歌が入るとしっかりナイス・グルーヴで聴かす「You Sure Look Good To Me」。オデッセイのカヴァー「Don't Tell Me, Tell Her」を粋にキメて、アシュフォード&シンプソンの「I Ain't Asking」をスウェイ・ビートでカヴァー。シェリル・リンに負けてません。「Tonight You and Me」では当時Off The Wallのもろにマイケル風ですが、カッコええです。軽快なダンス・ナンバーを要所に収録しながらも、メロウなトラックもしっかり配置。タイトル・トラック「Can't We Fall In Love Again」ではMichael Hendersonとアダルトな雰囲気でデュエットです。ポインター・シスターズをカヴァーしたメロウ・ブギー「The Love Too Good To Last」はバカラック作品。やっぱ品格があります。「Sunshine in My Life」なんかもフィリスの堂々ったる歌いっぷりが映える逸品。ボートラには、チャカ・カーンのカヴァー「Sleep On It」も収録で、さらに優秀ダンス・ナンバーが一層強化です。ミッド・テンポでのナイス・グルーヴ「If You Ever Change Your Mind」、声質も結構似てると気付くディオンヌ・ワーウィックのカヴァー「In Between the Heartaches」など本作アウトテイク中心。フィリー・ダンサーな「You're the One」や、トム・ベルとの「I'm Not Asking You To Stay」など本編に負けないボートラも、がっつり収録です。
「疲れが取れない時はフィリスの歌声。上質な栄養ドリンクです!」

Don't Tell Me, Tell Her


Comments 2

hiroo

ごぶさたです

フィリスで一番好きなのはポッテリ唇です!w

2017-09-18 (Mon) 13:18 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★Hirooさん
 フィリスって美人ですよね〜
 ディープなフシ回しもいいですが
 唇が少しイヤらしいのがイイです!

2017-09-20 (Wed) 00:36 | EDIT | REPLY |   

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