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音系戯言

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Kool and the Gang * 1969 De-Lite

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今やチョチョイのチョイで初期のカタログまで簡単にリーチできるクール&ザ・ギャング。ニュージャージー出身の今も活動を続ける息の長いバンドです。J.T.テイラーがシンガーでいた頃が一番メジャーだったのは異論なしですが、実は泥臭いファンク・バンドだったのは黒音ファンでは周知の通り。全盛期に負けず劣らずカッコいいのがこの初期の激ファンクだった頃で、このデビュー作ではインスト中心でヴォーカル・ナンバーは殆ど無し。
 本デビュー作はなかなか演奏主体のイナたい演奏が全編満喫できます。が、しかしながら最も注目のナンバーは同時期のシングル曲「Let The Music Take Your Mind」。今ではこのデビュー作にボーナス・トラックで必ず漏れなく、くっついてます。この曲はヴォーカル曲で、まぁコレほどまでにカッコいいファンク・ナンバーは探してもなかなか出てきません。この時代ですので、もちろんJ.B.の影響下にあるファンクって感じなのですが、絶妙のストリート感覚、切れ込み抜群のホーン・セクション、シャープに切り刻むGカッティング、グルーヴをしっかり支えるベースと、完璧なファンク曲に仕上げ。何回、繰り返し聴いてもアドレナリン爆裂の凄まじい魔力を持ったファンクをここで提示してくれてます。ブルーノートのグラント・グリーンもカヴァーしていて、こちらもクールな名演。本編となる元々の収録の、インストの9曲も、なかなか楽しめます。彼等の原点とも言えるバンド名であるタイトル曲「Kool & The Gang」や、ボ・ディドリー・フレーズも引用の「The Gang's Back Again」、ファンク・インクのカヴァーも有名な「Kool's Back Again」あたりは、垢抜けない様相ながらナイス・グルーヴで押し通すファンク。JB'sにも匹敵の「Give It Up」や、タイトゥン・アップなグルーヴ「Chocolate Buttermilk」も実にクール。ん〜シビれる。グルーヴはミーターズにも負けず劣らず。またチルアウトなテンプテーションズの歌抜きカヴァー「Since I Lost My Baby」や「Breeze & Soul」あたりはホッコリです。
「老舗ファンク・バンドの原点。洗練前のギャングも必須です!」

Let The Music Take Your Mind


Give It Up


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