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音系戯言

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Shirley Murdock! / Shirley Murdock * 1986 Elektra

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 G.W.も後半戦。実感ないままに過ごすヘロヘロ生活です。ここは癒やしの歌姫、ザップ・ファミリーとしてロジャー・ファンにお馴染みのレディ・ソウル、オハイオのシャーリー・マードック。マードックっていえばディックかシャーリーです! 95年のH-Townとの共演も最高でしたが、ロジャーザップの活躍と同じ時期にアルバムをメジャーで3枚、残してくれてます。ゴスペル系の迫力ある歌唱は聴き応えありで、ザップのコーラスとしても活躍してました。もちろんプロデュースはロジャー。ゴールド・ディスクともなったデビュー作はなかなかの充実作品です。
 中身は、80年代らしいダンス・ナンバー「Be Free」で勢い良くスタートです。続く「No More」も80sファンクの趣きですが、ザップっぽくもあり聴き進むとトーク・ボックスの味付けを欲してしまうような仕上がりでニンマリ。また4オクターブとも言われたレンジの広い歌声でダイナミックな歌唱を聴かせた「Go on Without You」はR&Bチャートでも上位に食い込んだバラード。本領発揮って感じです。UKでもヒットした「Truth or Dare」や、ポップな感触も心地良い「Danger Zone」も、80年代をしっかり感じさせるダンス・チューンですが、そんな中で、最初聴いた時から一番のお気に入りはクールなファンク・ナンバー「Teaser」。これは今のシーンでも通じるような、ブギーな感触が快感度を増します。そして最大のヒットで、ヒューマン・ボディで世に出た「As We Lay」。オハイオ・プレイヤーズのビリー・ベックとロジャー、2人のペンによる本作で最も有名な1曲です。禁断の愛を歌った名バラードで、ケリー・プライスもこれにならった名カヴァーを残してます。ジェニファー・ロペスも本曲を二次使用したりと、カヴァー曲ながらシャーリーの代名詞的な曲となってます。終盤に登場の「The One I Need」がまた隠れた名曲で、本作の中でもグルーヴィーな生音ソウルがしっかり堪能できます。ここでもシャーリーの張りのある歌声は存在感抜群。最後はピアノをバックに「Tribute」なる小品を情熱たっぷりに披露。
「ザップ・ファミリーの中、本格派として名を馳せた人。しっかり爪痕、残してます!」

Go on without you


The One I Need


As We Lay


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