亜無亜危異 都市 / アナーキー * 1981 Victor

Beat + R&R
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 永遠など無いとは分かっていますが、残念なことにアナーキーの逸見泰成(マリ)が永眠。来月には復活ライブの予定もあったようなのに、、。自分にとっては中学生、音楽を真剣に聴くようになった頃からのロック・スターだったのでショックです。日本パンクの草分け的バンドで、反抗的な感じ、オトナへの不満をブチまけた歌詞、分かりやすいサウンドもあって結構な人気バンドでした。とはいえ、仲野シゲルも言ってるように、純粋にパンク・バンドみたいなのはこの3枚目までで、どんどん色んなサウンドを吸収してザ・ロック・バンドへと発展したのは、音楽好きのアラフィフなら周知の通り。本作もヒットしましたが、シゲルによるとココからメンバー間で少しギクシャクしだしたそう。全員で突っ走ってたパンク期から、音楽的に変化しだしてマリは孤立していったようです。なんせ中1くらいの時、出てすぐ買った本作。当時、よく聴いた思い出深きアルバムです。
 中身は、初の海外ロンドン録音っていう注目作でした。レコードに針を落として、すぐに勢い良く飛び出してくるのが「アナーキー・シティ」。もう期待通りのアップ・テンポで、全国のロック・キッズが一斉にガッツ・ポーズのカッコ良さでした。歪んだGサウンドも取り入れだした頃で、マリのリズム・ギターもいい感じで鳴ってます。そしてバンドの代表曲ともなった「心の銃」。なかなかココまで男前なパンク・ナンバーは無いです。マリが刻むイントロからなり続くシャープなリズム・ギターがなんせ最高です。続く「醒めるな」もパンク・ナンバーで、勢いよく聴かせますが、後のザ・ロック・バンドに繋がるようなヘヴィーなミディアム「自由」も登場。しかしながら圧巻なのが「都会(まち)」から「探し出せ」、「改革子供(Revolution Kids)」と後半で目白押しの重要曲。パンク・バンドとしての人気がこの3rdまでに集中するのは、やはりここ等の曲が存在するから。他は、レゲエのマイキー・ドレッドがプロデューサーってこともあってDUBバージョンも収録した「TV」や、前作収録の安全地帯”のスカ〜レゲエ・バージョン「Safety Zone Ⅱ」なんかも演ってます。
「反抗期、象徴のようなイカした連中の代表格がシゲルやマリでした。マリさん、安らかに!」

心の銃


テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

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