The Hi Records Single Collection / Otis Clay 2014 solid (Hi)

Southern & Deep
otis clay single

ハイ・レコードの生き証人、ドン・ブライアントが新作を披露。昨年の来日といい、元気な歌声が聴けるのは嬉しいところで、そこでセルフ・カヴァーしていたのがドン作の名曲「It Was Jealousy」です。大ベテランの年輪を感じさせるドンの歌声で久々に聴いたこの曲。素晴らしさを再確認しました。奥方アン・ピーブルズもハイの時に演ってましたが、ディープ・ソウル界でも名唱中の名唱として知られるのがオーティス・クレイが74年に残した劇的にシビれるヴァージョン。やはり途轍もなくブッ飛んだ名演としか言いようがないです。クレイはアルバムでも数々の力作を残してくれてますが、この曲はシングル・オンリー。でも今ではオムニバスとかシングル集でこの名唱は聴くことができます。
 そんなことでハイ時代を中心とした現存最強シングル集がコレ。71年「Home Is Where The Heart Is」でスタートですが、そのB面「Brand New Thing」はアルバムでは聴けなかった曲。ハイらしい良いミディアムです。そんな曲にスポットを当てて紹介すると、サンボの山口氏も絶賛していた「Let Me Be The One」はじめ、「I Didn't Know The Meaning Of Pain」、「You Can't Escape The Hands Of Love」、「You Did Something To Me」とアルバムに入れてても良かった良作が多数です。なかでもド級のグレイトさを誇るのが「If I Could Reach Out (And Help Somebody)」や、先述の「It Was Jealousy」といったところ。ブルージーにも程がある「The Woman Don't Live Here No More」なども聴き応えありです。誰もが認める名曲「That's How It Is」や「Got To Find Away」はシカゴ・ワンダフルハイの両方の録音を並列収録という丁寧な編集です。最後にはダーカー時代シングルでの猛烈ダンス・ナンバー69年「Baby Jane」に「You Hurt Me For The Last Time」も収録という気の利きようで、後者はいろんな編集盤にも収められる人気抜群の名スロウでキャリアでは外せない傑作。
「やっぱ、えげつないソウル臭を発してくれるオーティス・クレイ。ミッドナイトでも目が覚めます!」

It Was Jealousy



テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Mother Popcorn / Vicki Anderson * 2005 Soul Brother | Home | The Two Sides Of Gene Chandler / Gene Chandler * 1969 Brunswick

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