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音系戯言

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Be / Common * 2005 Geffen

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 「One Day It'll All Make Sense」以来、秀作連発で目が離せないシカゴの星コモンの6枚目。今アルバムは何と言ってもカニエ・ウェストが全面的に関与したヒップホップ原点回帰といえるロウでソウルフルなトラックが全体を支配してるところがたまりません。カニエのカレッジ・ドロップアウトの兄弟アルバムというかエレピの味付けやらサンプリングのざらつき感といい、実に渋くもカッコええサウンドとラップで一気に聴かせてくれます。まあ何せこの二人のコラボは揚げ物とビールくらい相性抜群でちょっと最近のHip Hopではありえないくらい聴きまくりの美味しい音でした。
 最初からグッとくるウッドベースループに絶妙にストリングスを絡めた「Be (Intro)」で激シビレです。浮遊感あるエレピと淡々と跳ねるビートが何とも心地良い「Go!」、カニエ18番早回しがビシッと決まる中に何とBilalとJohn Legendが同時に参戦するソウルフル満点な「Faithful」と前半で勝利を確信する上質の安定感を見せます。中盤も惜しくも故人となったJay Deeのプロデュースする渋い「Love Is...」からスクラッチもクールに決まる「Chi-City」、緊張感あるトラックも素晴らしい「The Food」と鳥肌モンの流れが待ち受けます。しかも最後までだれません!再び登場のJohn Legendのフックも印象的な「They Say」や次作もやって欲しかったと思わせるこれまたJay Deeの哀愁漂う名仕事「It's Your World」とマジで駄作なしの大傑作です。
「こういうHip Hopが聴きたかったんやと思わず叫ぶ1枚。至福の時間が過ごせること間違いなし」

The Food - Common


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