Blackstreet / Blackstreet * 1994 Interscope

90's Male R&B
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 なにげによく聴くアップルのプレイリストで超充実のニュー・ジャック・スウィング。やっぱり耳馴染みが良い90s R&Bです。中でもトップ・ランナーで走っていたのがテディ・ライリーで、一時はこの人中心に世の中は回ってました。で、なにがエエかっていうと70〜80年代のファンクの延長線上ながら、尖った先進的なビートを開拓してくれたから。自らのグループ“ガイ”でブラコン時代からネクスト・ステージとなる新R&B時代へ突破口を開いてくれたテディでしたが、ガイの後に取り組んだのがブラックストリート。もうこの頃はテディといえば、全世界R&Bファンの絶大なる信頼がありましたので、このデビュー作も出る前から結構な話題に。期待値も非常に高かったヴォーカル・グループでした。そんな高いハードルも楽勝で乗り越え、見事に大ヒットとなった本作。20年前のアルバムながら今聴いても最高で、ノリノリでテディの音、満喫ですわ!
 アルバム前半から激気持ち良いグルーヴの連続で、デイヴ・ホリスター(K-Ciの従兄弟)中心に歌心もバッチリ。まだNJSの残り香もプンプンの「Baby Be Mine」、ギャップ・バンドを下敷きにした「U blow my mind」、デバージ風の「I Like the Way You Work」、T.S.モンクのディスコ曲“Bon Bon Vie”をブリブリに蒸し焼きした「Good Life」、Hip Hopなループにトークボックスが絡む「Make U Wet」と、いまだ鮮度抜群のビートが溢れかえり。その頂点とも言えるアイコン的ナンバーが「Booti Call」で、90s Newファンクの最もクールな部分を掲示してくれてます。もちろん元ネタはジョージ・クリントン総帥の“Atomic Dog”! そしてギア・チェンジしての後半メロウ・モードがまた秀逸。スティーヴィー・ワンダーの名曲カヴァー「Love's In Need」をコーラスも巧みにキメながら、最もヒットしたスロウ「Before I Let You Go」が登場です。トーク・ボックスの使用も絶品で、まあシビれます。Tammy Lucasとのデュエットの「Tonight's the Night」、ザップのスロウさながらの「Wanna Make Love」、そしてアースの“Brazillian Rhyme”のおなじみフレーズでニヤける「Givin' You All My Lovin」と最後まで、楽しめる内容。
「R&Bらしい体裁も戻りつつある今、テディの音を手本にすべし!」

Booti Call


I Like The Way You Work


テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Rake It In / Me First and the Gimme Gimmes * 2017 Fat Wreck Chords | Home | Tuxedo II / Tuxedo * 2017 Stones Throw

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