Beat / King Crimson * 1982 E.G.

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踊れるキング・クリムゾン、ディシプリン期の2枚目です。久々に本屋さんに寄ってぶらぶらしてると、目に入って来たのがあの名ファンク作“ディシプリン”の紋章とボルドー・カラーの雑誌。まさに、一番、酷評されていると言われるファンク・クリムゾン期の特集レコ・コレでした。プログレ・ファン以外にはウケがいいと思しき、このダンサブルなクリムゾン。アフリカンで鋭角的なリズムを提示した、コノ時期が正直一番好きです。雑誌をきっかけに久々に聴いてみましたが、なかなかのカッコ良さです。難解じゃない、黒っぽいキング・クリムゾンもオツなもんです。しかし廃刊が続き本も売れない時代、このマニアックな掘り下げが雑誌も生き残りのKeyかもです。
 そんなことで“ビート”と題された本作。冒頭の「Neal and Jack and Me」からトーキング・ヘッズにも似たポリリズムを取り入れたファンクですが、文句無しのカッコよさ。本作のガッツ・ポーズ・ポイントがいきなり登場です。そして、バンド史上最もヒット・チャートの曲みたいなノーマル・ポップ・ソング「Heartbeat」。自分も最初、ラジオ番組で聴いたくらいのキャッチーな分かりやすさです。こんな普通の曲をクリムゾンがなんで演るのか?という意外さが良いです。Gサウンドも面白く、いろんな音を駆使するエイドリアン・ブリューと、ロバート・フリップの対比も絶妙。そして再び鋭角的なリズムで迫るインストゥルメンタル「Sartori in Tangier」。ややメタリックに切り込んだ後は、ブリブリのポリリズム調でワケの分からん快楽へと誘う「Waiting Man」が登場。なかなかの面白さです。しかしながら後半戦はやや難解さが際立つ展開で、プログレ・ファン以外は窮屈かも。変拍子でわけワカメの「Neurotica」、部分的にはシャープながらとっ散らかった感じの「The Howler」とちょっとしんどいですが、「Two Hands」あたりの不思議な浮遊感と切なさはイケてます。最後は大作「Requiem」。ロバート・フリップの難解ワールド炸裂で、前衛ジャズのような趣きです。すんません、ここらはワカりません。。
「プログレという言葉に拒絶反応を示す人にもってこい。半分は踊れる感じです!」

Neal and Jack and Me


Heartbeat


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

There's No Good In Goodbye / The Manhattans * 1978 Columbia | Home | 'Bout Love / Bill Withers * 1978 Columbia

コメント

No title

ezeeさん、毎度っす。
これ、持ってました!すっかり忘れてたけど。
ロバート・フリップは苦手ですが、エイドリアン・ブリューは好感度あります。

2017/02/04 (Sat) 19:13 | goldenblue #oT5kauL. | URL | 編集
No title

★goldenblueさん
 エイドリアン・ブリューのいるキング・クリムゾンはいいです!
 積極的に好きですわ。分かりやすいとか、ノリやすいってのが一番です〜

2017/02/05 (Sun) 22:52 | ezee #- | URL | 編集

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