There's No Good In Goodbye / The Manhattans * 1978 Columbia

Vocal Groups
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60年代から活躍したニュージャージーの名門グループ、マンハッタンズ。初代ヴォーカリストはジョージ・スミス、そして70年代黄金期に2代目リード・シンガーとしてグループの魅力を高めたのが本作でも歌うジェラルド・アルストン。サム・クック影響下のヴォーカリストで、魅惑のシルキー・ヴォイスを武器にソロでも成功した人です。ギャンブル&ハフと同様にフィリー・ソウルを盛り上げたプロデューサー、ボビー・マーティンが本作でもタッグを組んでいて、流麗な弦アレンジにハーモニー、そこへ乗っかるソウルフルでハート・ウォーミングなジェラルドの歌唱が冴えまくるという王道マンハッタンズが楽しめます。
 そのジェラルド在籍時にヒット曲が数多くありますが、学生の時に一発で気に入りマンハッタンズといえばコレってくらい聴いた曲が冒頭のスロウ「There's No Good in Goodbye」。これが史上屈指の名曲で、数多いコーラス・グループの曲でも輝き続ける名スロウです。しかもジェラルドがスムージーかつ激ソウルな節回しを彼方此方で連発してるのがたまりません。元々、大ブレイクしたのが76年の“Kiss And Say Goodbye”ってこともあってか、やたら曲名に“Goodbye”って単語が登場します。本作だけでも3曲もあって、野村のヨッちゃんもビックリです(←古い)。続く「Then You Can Tell Me Goodbye」は白人ドゥーワップのカジノズというグループがヒットさせた曲。またミュージカル“アニー”の「Tomorrow」もカヴァーが多い曲ながら、かなり高得点の仕上がり。上品だけど、ソウル臭をしっかり匂わせるのが粋です。「Share My Life」、シングル・ヒットもした「Am I Losing You」とスロウ中心にしっかり聴かせます。中盤登場のポップなミディアム「Happiness」は良いアクセントとなり、楽しいコーラスも最高。これまた良曲の「You're My Life」から「Goodbye Is the Saddest Word」、「Movin'」と得意のスロウ攻めですが、胃もたれ無しで聴ける上品さ。本編ラストとなるビリー・ジョエルのカヴァー「Everybody Has A Dream」が冒頭のタイトル曲に続く銀メダル表彰台の仕上がりで、ジェラルド節も炸裂です。79年のシングルB面曲「Don't Say Goodbye」がボートラ収録なのも嬉しいトコロ。
「信用のマンハッタン印で聴かす安定コーラス・ワーク。ハズしません!」

There's No Good In Goodbye


Everybody Has A Dream


テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

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