Fantastic / Wham! * 1983 Innervision

New Wave + Punk
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 新年もズルズルと明け、家族との楽しい日々もすぐに終わり仕事モード。そんな中、どうしても触れておきたいのが昨年末のジョージ・マイケルの訃報です。運良く仕事の絡みで大型客船でクルーズしていた年末クリスマスの翌日、夜明けの海上で突然聞いたニュース。結構な衝撃でした。まだまだレコードで音楽を聴いてた時代、彗星のように現れ楽曲のレベルの高さと、アイドル性で瞬く間に人気スターになったのがワム!としてのジョージ。やっぱ純粋に音楽を全部吸収していた80年代のスターが次々亡くなりショックです。2016年だけでもレッツ・ダンスのデヴィッド・ボウィ、サムバディのグレン・フライ、レッツ・グルーヴのモーリス・ホワイト、パープル・レインのプリンス、パチパチパンチの島木譲二ときて、最後にジョージ・マイケルです。当時から30年、自分も立派なオッサンとはいえ、コノ人は早すぎます。他の人と違って、自分と5つくらいしか変わらんもんね。しかもティーン時代にスターだった人だけに寂しさひとしおです。自分がファンクやソウルを聴く橋渡しにもなってくれた人。ここは敬意を込めジョージを追悼です。
 とりあえず見た目がクールなモンはみんな好きでしたが、最初ストレイ・キャッツと同じ感覚で気に入ったのがこのカッコいい二人組でした。ブライアンはR&Rでしたが、ジョージはファンクやモータウンをガキ共に伝授です。勢い良いポップでキャッチーなファンク「Bad Boys」でハート即効鷲掴み。もろディスコ調で今のクール・ミリオンやらブルーノ・マーズの演ってることと変わらない「A Ray of Sunshine」、唯一のカヴァーでミラクルズのディスコ・ヒット「Love Machine」、既にラップもクールに決めていたカーティス・ブロウ調「Wham Rap! (Enjoy What You Do)」と全て素晴らしい曲。後半もスラップ・ベースのイントロからして興奮必至の傑作ファンカラティーノ「Club Tropicana」でまたもやハートぶち抜き。このポップ感、キャッチーさ、センス良すぎで降参です。昔は良さが分からんかったブラコン調ミディアム「Nothing Looks the Same in the Light」や、ノリのよいファンク・ディスコ「Come On」と続くところも高品質。気分良く聴いてると、アッというまにラストとなるのがファースト・ヒットの「Young Guns (Go For It!) 」。これもグルーヴ感バッチリでスマートにきめてます。今、聴いてもジョージのソング・ライティング力とバランス感、ソウル&ディスコ愛をヒシヒシ感じとれる名作。レベル高すぎです。
「タイトルに偽りなしのファンタスティック! ジョージ、ありがとうございました!」

Bad Boys


Club Tropicana


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Lemonade / Beyoncé * 2016 Columbia | Home | Wool / SMAP * 1997 Victor

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