I Feel A Song / Gladys Knight & the Pips * 1974 Buddah

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  市況も停滞気味で、取引先とも中期計画で揉めまくり。投資も集中と選択が続きますが、先ごろ職場近辺の飲み屋でもメニュー削減実施が。たぶん我々しか注文してなかったであろう“タコ焼き”を注文したら、「すみません。アレやめました」とそっけない返事。あかんやろ〜、やめたら!とクドクド言いましたがニッチな需要やったみたいです。すべてのマーケット・ニーズに応えるのは無駄も多いですが、バランス良く対応するのも簡単なようで至難な技。そんなわけで、幅広い音楽性と柔軟性で市場満足度を高め成功したのがグラディス・ナイト&ザ・ピップス。本作も個性を発揮しながらバラードからポピュラー、ファンクまで大充実です。エエ歌を聴かすという理念がしっかりしているので盤石です。
 まず絶対的にグレイトなのが、“Neither One Of Us”、“Midnight Train To Georgia”と共にジム・ウェザリー3大傑作(←勝手に言ってます)の「Love Finds Its Own Way」。イントロのピアノからしてキュンとなりますが、哀愁溢れる弦アレンジ、ピップスのコーラス、そして劇的極まりないサビのグラディスと完璧です。不朽の名曲とはこういう曲をいいます。後にドロシー・ムーアがカヴァーした「The Going Ups And The Coming Downs」、しっとりスロウ「The Need to Be」とジム作品との相性の良さはやはり抜群。またライヴで収められたポピュラーで映画“追憶”のテーマ「The Way We Were / Try to Remember」も名唱で、ウータン1stのサンプリングでもお馴染み。ソウル・チャートNo.1ヒットのシングル「I Feel A Song」、モータウン時代っぽいリズミカルなナンバー「Don't Burn Down the Bridge」も聴きどころです。一方、ファンクなテイストがたまらんのが「Better You Go Your Way」で作者ビル・ウィザーズもグラディスと絡む逸品。ラストのバラード「Tenderness Is His Way」もビルが提供です。
  現行Expanded Editionでは同じ74年のカーティス・メイフィールドとコラボの映画サントラ“Claudine”も収録。ステイプルズアレサと同様にエエ仕事してます。「Mr. Welfare Man」、「To Be Invisible」あたり会心の出来です。カーティスのカヴァー「The Makings of You」やヒット・シングルの「On and On」も良質ながら、なかでもコラボ最大の成果といえるのが「Make Yours a Happy Home」。カーティス特有の甘い弦アレンジにグラディスがしなやかに絡みます。
「どんな作品にも高次元での対応をみせたグループ。基礎力と柔軟性の成せる技です!」

Love Finds Its Own Way


Make Yours A Happy Home


The Way We Were / Try to Remember




テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Dead on Heavy Funk 1975-83 / James Brown * 1998 Polydor | Home | 2nd Time Around / The Spinners * 1970 Motown

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