La La Means I Love You / The Delfonics * 1968 Philly Groove

Vocal Groups
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 あま〜いアンコのおはぎを食しながら、まったり聴きたいスウィート・ハーモーニーの草分け、デルフォニックス。タランティーノの映画や、ウータン・クラン関連の音源でも頻繁に登場する甘茶の代表グループです。最近のエイドリアン・ヤングとのコラボにもシビれましたが、70年代のフィリー・サウンド全盛の先陣を切ったのがまさに本作。豪華絢爛なサウンドで、グルーヴィー&スウィートな世界を届けてくれたフィラデルフィアからソウル・ミュージックでしたが、洗練一歩手前のこの頃のサウンドで炸裂するファルセット・ヴォイスはなんとも言えん魅力です。後にスタイリスティックススピナーズで株をあげたプロデューサー、トム・ベルの冴えた初期ワークです。
 まずアルバムのサウンド・雰囲気からして抜群なのですが、やっぱ皆が大好き「La La Means I Love You」は彼等の代名詞といっていいグレイトなラヴ・ソング。ウィリアム・ハートの切ないファルセットがこれ以上無いというくらいのハマりっぷりです。ジャクソン5、エスコーツ、ジェッツ、キャロウェイ、プリンスに阿川泰子とカヴァーも枚挙に暇無しですが、曲が素晴らしすぎるがゆえにどれも良いです。この曲の大ヒットに続いて出された、アルバムでは冒頭の「I'm Sorry」も素晴らしき甘さ。夢見心地のソウル桃源郷を体感させてくれます。シングル曲「Break Your Promise」や、「Can You Remember」も甲乙付け難い、絶妙の配球。ただのアマアマやない、ふたばの豆餅(←絶品)に通ずる後味も最高の甘さです。中盤登場のミディアム「You Are Gone」含め、アレンジまで文句無し。ベース・ラインがカッコいい、唯一のアップ「Losing You」は良いアクセントです。急造アルバムだったのかカヴァーも多いですが、それさえトム・ベルのマジックで上品な流れで聴かせてくれます。ポピュラー「The Shadow of Your Smile」、リトル・アンソニー「Hurt So Bad」、バカラック「Alfie」、「The Look of Love」、Toysの「A Lover's Concerto」と、どれも悪くないです。ボートラで69年「You Got Yours and I'll Get Mine」、「Funny Feeling」などのシングルも配信版で聴けます。
「純度の高い黒汁を垂らしてくれる3人組。秋風に染みる哀愁ファルセットですわ!」

La-La Means I Love You


I'm Sorry



テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Twelve Reasons To Die / Ghostface Killah * 2013 Soul Temple | Home | Emancipation / Prince * 1996 EMI

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