Screw Driver / The Street Sliders * 1989 Epic Sony

Beat + R&R
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大学生の時、遅れてきたスライダーズ・ファンとなった私が、出てすぐに買ったアルバムがコレ。“リプレイズ”っていうベストが、結構お気に入りだったので、コレも即行で聴きましたが、内容的には大満足でした。定番曲は初期が多いけど、90年代の停滞→解散を考えると、ココらあたりがバンドのアンサンブルやサウンド的には到達点だったような気もします。なんかスタジオ入っても絶好調で、曲作ってもエエ曲できて、女にもモテてって感じで何やっても上手くいってるようなバンドの勢いを凄く感じる作品です。この頃ってRCも末期で、BOOWYも解散してて、日本のロック・バンドでは向かうところ敵無しって感じでした。当時のレッズやらエレカシからしても格上を感じさせ、どことバトルしても勝てそうな勢いでしたヨ。マジで。
 なんせ曲自体のクオリティが異様に高いのが本作。前作“Bad Influence”や1stと双璧やと思ってます。制作前にはインドにも行ってたそうで、ファッションに影響に感じますが、ビートルズのように音楽にまで影響は与えてません。まず登場の「風の街に生まれ」から完璧なツカミ。ストーンズ直系のリフに、パワフルなリズム、“おまえ次第さ〜♪”とすぐに歌いたくなるキャッチーなサビで万歳三唱です。奇をてらう事なく、皆が欲しているモノを“ほれっ”と与えてくれます。続くホーンを効かせたナイスなけだるいグルーヴ「Oh!神様」、スロウ・ダウンした中でハーモニーも歌詞も絶品のレイドバックを見せる蘭丸作「かえりみちのBlue」と素晴らしき展開。極めつけがシングル曲「Baby,Don't Worry」。ハリー&蘭丸のGコンビネーションもグレイトで、インパクト抜群のリフ、これまた魅惑のお得意キャッチー・サビと非の打ち所無しです。そしてギター・サウンドのグレイトさも特筆モノ。一時、アンペグのアンプが本当に欲しくなったくらいイイ音が鳴ってます。他の曲も絶好調丸出しで、ライヴ映えしそうなR&Rグルーヴ炸裂の「Hey, Mama」、ラテン・ファンクなダンス・テイスト「Yooo!」、ブルージーに染みまくる優秀スロウ「おかかえ運転手にはなりたくない」と、どれもが最高のクオリティです。ジェームスには悪いけど急に二流バンドに落ちたような箸休め曲「Rock On」でトイレに行った後は、哀愁傑作「ありったけのコイン」が登場。どんだけエエ曲、書くねんハリー!とひれ伏したくなります。オーラスの「いいことないかな」はイイ曲だらけのアルバムで少し目立ちませんが、ええ感じのスライド・プレイが聴けます。
「80年代最後をキラキラの作品で締めくくったスライダーズ。ええバンドでした!」

Baby,Don't Worry


かえりみちのブルー


ありったけのコイン




テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Xscape / Michael Jackson * 2014 Epic | Home | West Side Soul / Magic Sam * 1967 Delmark

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