Kinks / Kinks * 1964 Pye

60's UK Beat
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 FMラジオが主要な音楽源だった頃、屁理屈評論で有名な雑誌編集長のDJ番組で聴いた最初のキンクスが「All Day and All of the Night」。コレを真似たのがドアーズの“Hello, I Love You”だというバカみたいな内容ながら、キンクスのガシャガシャしたサウンドには一発で惚れ、“なんとカッコええ曲や”と録音テープをリピートしまくりでした。80年代前半は来日していない現役3大バンドとかいって、ストーンズザ・フーと共に神格化された感じでしたが、ちょうどその頃来日も果たしベスト・ヒットUSAに出てきたのもうっすら記憶にあり。そんなキンクス、Voのレイ・ディヴィスはミック・ジャガーほどクールには子供心に映らず、シニカルなしゃくれのおっさんという印象でしたが、曲は猛烈にカッコ良かったのです!
 これは64年のデビュー作で、UKビート・バンドや80sめんたいロックが好きなら必須のナイス・サウンド。この時期のバンド、必ず何らかロックン・ロールのカヴァーを演ってて、のっけからレイの弟デイヴが歌うチャック・ベリーBeautiful Delilah」(←ストレイ・キャッツ版も必聴)を演ってて“よっしゃ〜”となります。皆が演ってた「Too Much Monkey Business」もあり。他もレイジー・レスターのブルースをぶっちぎり改作した「I'm a Lover Not a Fighter」はじめ、トミー・タッカー「Long Tall Shorty」、ボ・ディドレー「Cadillac」、スリム・ハーポ「Got Love If You Want It」などR&B系カヴァーもシャープに演奏してます。で、凄いのがオリジナルも劇的に高品質なとこで、代名詞ともいえる大ヒット「You Really Got Me」ではパワー・リフ・ロックの先駆者って感じで個性炸裂。歪んだサウンドがクールで、キンキー・サウンドここにありです。モッズ・ビート・サウンドの典型「So Mystifying」も良いですが、プリテンダーズもカヴァーした名曲「Stop Your Sobbing」に、「Just Can't Go to Sleep」と哀愁系もイイ曲書いてます。
 デラックス仕様では、デビュー・シングルのリトル・リチャード曲「Long Tall Sally」、“You Really Got Me”のシングルB面「It's All Right」、これまたヒットしたキンキー・サウンド第2弾にして超重要曲「All Day and All of the Night」なんかのシングル・オンリー曲や“Kinksize Session" (EP)”、当時のヒットやチャック・ベリー「Little Queenie」を演奏するBBC Liveまで収録。
「やはり捨て難い魅力のキンキー・サウンド。モッズ・ファッションきめて聴きたい音!」

All Day & All Of The Night


I'm A Lover not a Fighter


テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

Between the Buttons / The Rolling Stones * 1967 Decca | Home | Complete Them (1964-1967) / Them * 2015 Sony (Decca)

コメント

No title

昔 ちょっとだけバンドやった事があり
僕の提案でキンクスのディル・ザ・エンド,オブ・デイを
やった事あります(恐ろしく音がスカスカ)
このアルバムもよく聴きました!
デラックスエディション色んなバンドの
出てますが お金無いのでなかなか買えませんなあ
曲目確認して楽しむ程度です^ ^

2016/09/21 (Wed) 15:24 | 片山ニク #- | URL | 編集

★片山ニクさん
キンクスってバンドでちょっとセッションしたくなる音ですよね。ローラなんかも気持ち良さそうっすな。また是非、やってください!

2016/09/22 (Thu) 20:31 | ezee #- | URL | 編集

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