Harold Melvin & The Blue Notes * 1972 P.I.R.

Vocal Groups
101.jpg

ドゥーワップをルーツに地道に活動してきたハロルド・メルヴィンがギャンブル&ハフ率いるフィラデルフィア・インターナショナル・レコード(P.I.R.)と契約し大ブレイクしたのがこのアルバム。もともとドラマーとして加入したテディ・ペンダーグラスが前面にフューチャーされグループにとって大吉となる結果となります。やはり成功の要因はこのテディの歌に尽きるってことで、男らしく力強くもいい意味でぶっきらぼうなスタイルは何とも魅力的です。この大男が時には情けなくむせび泣くのが最高で、ちょっと歌のピッチが甘かったりするのも全て魅力的に聴こえます。もちろんストリングスの効いた壮大なフィリーサウンドやバックコーラスもビシャリの相性を見せます。
 この大名盤のP.I.R.第一弾アルバムは自信に満ち溢れた全曲バラードでマジで聴き惚れます。中でもなんといっても「I Miss You」です。イントロの甘美なベースラインから、ファルセット、“おぅあぁ”うなるテディ、絶妙な合いの手コーラス、劇的なサビと、もうこれはたまりません。8分以上に渡って未練がましく懇願する様は壮絶かつ悶絶必至です。よくベストで短縮版が収録されてがっかりですが絶対この8分版が最高です!前半ではこちらも7分半ある「Yesterday I Had The Blues」が秀逸で重量感あるストリングスをバックに感情たっぷりにテディが歌い込みます。そして出世作でもある歴史的名曲「If You Don't Know Me By Now」は言う事なしで美しいコード進行、コーラスに加えプリーチに近いテディの歌が冴えまくります。後半戦もテディが切々と語る「Be For Real」、たいそうなアレンジが嬉しい「Let It Be You」とじっくり聴かせます。
 現行リマスター盤は「If You Don't Know Me By Now」のライブも追加収録。これがまた全盛期のテディを充分に堪能できる逸品ですのでお持ちのかたも買い替えを!

I Miss You


テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Ghetto Classics / Jaheim * 2006 Warner Bros | Home | A Touch Of Soul / Various Artists * 2003 BMG

コメント

こんにちは!

こんにちは、mocchoです。
トラックバックありがとうございます。

テディ・ペンダーグラスの歌はまさに「ぶっきらぼう」ですね。もちろんそこが魅力ですけど。
最近はここまで一本気な歌を聴かせてくれる男性シンガーって、ほとんど居ませんね。
今は悲しいことに彼のような熱いスタイルは流行らないんですかね?

2006/04/12 (Wed) 17:15 | moccho #- | URL | 編集
おおきに!

ありがとうございます。
熱いスタイルもすっかり少数派ですね~。BGMでかけても、手が止まってBGMにならないって人はマジ少ないですね。
 そういう意味でやはりコノ時期のテディは凄いっす!

2006/04/13 (Thu) 02:59 | ezee #- | URL | 編集

ライブ・ヴァージョン追加されてるの知らなかったです。TeddyのソロDVDでのBluenotesメドレーが短すぎて欲求不満だったので購入してみます。

2006/04/26 (Wed) 00:47 | kaiser_sosae #- | URL | 編集

しょーもないボートラが横行する昨今。これは一味違います。
 全開バリバリのTeddyライブは必聴です。

2006/04/26 (Wed) 01:43 | ezee #- | URL | 編集

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ