Live and Dangerous / Thin Lizzy * 1978 Vertigo

Hard Rock
thin lizzy live



 故郷アイルランドでは銅像まで建っている、英雄フィル・ライノット。率いたバンド、Thin Lizzyの音はハードなツイン・ギター・サウンドが魅力ですが、フィルの哀愁溢れた非凡なメロディ・センスが堪能できる素晴らしい楽曲がたくさん残されてます。鼻にかかった独特の声で歌われるキャッチーなメロディに、ガツンとかまされるパワフルなギターの音は、数多あるハード・ロック・バンドと一線を画したもので、今もって魅力を放ちます。熱い音が聴きたくなると、決まってチョイスするのはThin Lizzyです。
 そんな熱いヤツら、Lizzyの代表作と言われるのが、このライヴ盤で、KISSのライヴと並んでハード・ロックのライヴといえば私の中ではコレです。オープニングはやっぱコノ曲「Jailbreak」。単純な曲で、最初「なんやコレ」と思ったりしましたが、ブライアン・ダウニーのドラムがめちゃタイトで引き締めてます。アホみたいなシンプルな曲でも演奏が良ければ、エエ曲になるっちゅう見本。前半のハイライトは、レイドバックした曲調も魅力の当時の新曲「Southbound」から、すっかりLizzyの曲と言っていいボブ・シーガー・カヴァー「Rosalie」。こういうアメリカンなメジャーKeyのR&Rが大得意ですが、フィルの歌声もハマってロックの本質的なカッコ良さが堪能できる名曲。これは惚れ込んで、昔に自分のバンドでも演りました。シャッフル・ビートの人気曲「Dancing in the Moonlight」、スロウの代表曲「Still in Love with You」もシビれる素晴らしい演奏。後者はシャーディーもカヴァーした傑作で、ロマンチックなフィルも魅力です。そして最大の聴きどころが「Cowboy Song」から「The Boys Are Back in Town」へと続く、お馴染みの哀愁ハードロック・メドレー。Lizzyといえば、コレって言いたい最高の場面で、麗しいツイン・ギター・ハモり、フィルのセンス溢れる世界観がバシッと結晶になってます。後半は緊張感溢れるハード・ナンバー「Sha La La」、無名時代のヒューイ・ルイスも参戦のR&R「Baby Drives Me Crazy」、バンド初期のヒットでオーラスを飾るハード・ナンバー「The Rocker」と畳み掛けるとこも迫力あり。
「とにかく、ワイルドなLizzyの魅力がうまく凝縮されたライヴ。気持ちエエで〜!」

Rosalie


cowboy song


テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

Oh! Suzy-Q / Dale Hawkins * 1958 Chess | Home | The Last Waltz / The Band * 1978 Warner

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ