家庭教師 / 岡村靖幸 * 1990 Epic

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家庭教師



 この前、ある飲み屋で某イタリア・ブランドの社長と喋ってたのが今、番長ネタで話題のクスリ・ネタ。覚せい剤がどれだけ凄いかという例えで、普通の状態が100とすると、マスかいて120、異性とのエッチが150くらいの快感度らしく、覚せい剤は通常の10倍1000の指数の快感だそう。(←私は絶対、しませんが) コレがあまりに凄すぎて一回やると絶対止められないらしいって話でした。そんなコトで思い出したのが3回も捕まっちゃった岡村ちゃん。当時、クスリやってたかどうか知りませんが、日本産で稀に見る完璧なファンク・アルバムを作り上げたのが1990年25歳の岡村ちゃんでした。軟弱なSSWやという認識くらいでしたが、バンド仲間が絶賛するので借りたら一発虜です。もう天才やと言いようがないブッ飛びの傑作で、プリンスのフォロワーとしては世界中で最高峰やと思う完璧さ。最近のゴシップネタでいうと、話題の“ゲスの極み乙女。”川谷絵音も凄い才能やと感じますが、この岡村靖幸も日本の音楽界の至宝です。
 トップの「どうなっちゃてんだよ」から独創的な歌詞、中毒性の高いファンクネスが爆裂。最初からハート鷲掴みです。80年代後半のプリンス的ですが単なるモノマネを超越したカッコ良さです。叙情的な名曲「カルアミルク」で惹きつけると思えば、カッコいーなと読む「(E)na」でポップ感覚溢れるファンキーを完璧に構築。と思えば密室ファンク的なタイトル曲「家庭教師」でエロスも炸裂。歌詞からアレンジまで全てセルフっていうのも凄いです。シングル・ヒットした「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」も、ただのポップではすまない変態性が最高です。J.B.でいうとメンズ・ワールド的な「祈りの季節」でソウルっぽくキメた後は、「ビスケット Love」でまたもや素晴らしきメロディ・メイカーぶりを発揮。クレイジーな歌詞と歌いっぷりでボヤケますが、ほんと良いメロディ書きます。ワケのわからん歌詞にキャッチーなサビ、ホーン・アレンジが最高に気持ちイイ「ステップ UP↑」で盛り上げた後に、スロウ・バラード「ペンション」でじっくり聴かすとこも秀逸すぎ。孤高すぎますが、ホント捨曲無しと言い切れる凄いアルバムやと再確認です。
「マジで今も聴き惚れる芸術的快感。誰も岡村ちゃんの域には到達できません!」

どぉなっちゃってんだよ


カルアミルク


テーマ: Japanese R&B/HIP HOP | ジャンル: 音楽

The Many Facets of Roger / Roger * 1981 Warner Bros | Home | The Love Symbol / Prince & The New Power Generation * 1992 Warner Bros

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