Get Down With James Brown: Live At The Apollo Vol. IV / James Brown * 2015 Polydor

James Brown
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 緊急告知です。これは久々の大興奮、鼻血ブーッもの(←古い)。いつものように電車の中で安眠体勢に入ろうとした瞬間、お気に入りのアプリ“AWA”をスマホでいじってると、目を疑う瞬間が。J.B.のアーティスト・リストを新譜が出るわけもないのに眺めてたら、なんとあの幻とされていた1972年9月アポロ・ライヴの4作目がしれっとラインナップ! 危うく東西線の中で雄叫びをあげるとこでした。これは当時もリリース予定となっていたものですが、あまりの過密リリースからかお蔵入りとなってたブツ。しかもオフィシャル。こういうことはTVのニュース速報で流してもらわないと困ります。すぐその足でCD買いに行こうと思いましたが、現在配信のみの模様。思えば26年前、このライヴから小出しに1曲だけ収録された名編集ファンク爆裂盤“Motherlode”でのブッ飛んだ「There It Is」を聴いてファンクの真髄を体感して以来、待ちに待った全編の登場です。前言撤回でこれこそ今年のリイシューNo.1です!
 なんでコレが出なかったのか?という理由ですが、おそらくバンドJ.B.’sとRevueのシンガーを中心とした構成だったからポリドールが難色を示したのでは?という感じ。前年発表のアポロ・ライヴが100%、J.B.のヴォーカルもの中心だったところの配慮だったのでしょうが、全体はマジ極上のクオリティ。やすし風に言うなら“出さんかった会社がアホやっ、以上”って感じ。名MC、Danny Rayのイントロダクションから血が逆流必至の「Hot Pants Road」がスタート。ここでのダニーの名司会が名曲“Doing It To Death”の冒頭にも使用されたのが判明。フレッドのトロンボーンも絶好調に鳴り響きます。「From The Back Side」、「Wine Spot」とJB'sの軽快な演奏の後は、フレッドの紹介でJ.B.が登場。「Never Can Say Goodbye」でジャイアン並みに豪快にオルガンを奏でます。フレッド・トーマス(b)とジャボ・スタークス(ds)のクールなグルーヴも絶品。ボスも加わったJB'sでビル・ドゲット「Honky Tonk」、傑作「Gimme Some More」と代表曲連発。ここで、お馴染みのJB's!賞賛連呼となり緊張感溢れる御大Voメインのド級名ファンク「There It Is」へ突入。マジ震えます。そしてジングル(←コレが最高)と共にダニーの司会で登場なのはレディ・ソウルLyn Collins。堂々のスロウ・ファンク「Do Your Thing」、熱いプリーチ後の「Think (About It)」、メイヴィスと声も似ているステイプルズの「I'll Take You There」とハスキー・ヴォイスも冴え渡る好演。最後は盟友Bobby Byrdが登場という波状攻撃。代表曲「I Know You Got Soul」を豪快にブチかまし、ルーサー・イングラムの当時の大ヒット「(If Loving You Is Wrong) I Don’t Want To Be Right」を熱くカヴァー。観客も拍手喝采。ドラマティックでなかなか良いです。オーラスはJB'sとの相性もバッチリなブリブリ・ファンク「Keep On Doin’ What You're Doin'」で〆。やはり、この時代のJ.B.一座は無敵でした。
「今年は映画公開に続き、最後にまたもや強烈な一撃。御大も天国で狂喜のダンス間違いなし!」

There It Is (Alternate Take)


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

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