Down On The Street / Shakatak * 1984 Polydor

Groovy & Mellow
down on the street



 懐かしのシャカタク。って思ったら、まだまだバリバリ活動中の現役でした。80年代前半に日本でもヒットしてた“ナイト・バーズ”は、子供な私でも“なんともお洒落なサウンドやな〜”と思ったスタイリッシュな曲で、当時はフュージョン・グループとして紹介されてました。確かに歌はコーラスだけでインストゥルメンタル主体でしたが、80年代中盤よりジル・セイワード(←ナイト・バーズを歌ってたおねえちゃん)がコーラス隊から正式メンバーとなり、ヴォーカル主体のグループになったそう。そんなことで、随分遅まきながら知った“ナイト・バーズ”以降のシャカタク。インコグニートやマット・ビアンコとかと一緒で、UKのグルーヴ・メイカーやと思えるナイス・サウンドを提供してくれてます。
 で、なんで本作かというと冒頭のタイトル曲「Down On The Street」をディスコ・トレインで知って、ごっつい気に入ったから。シックとかチェンジがお好きなら絶対気に入るナイス・グルーヴです。熱くはないけどスムージーに歌いこなすジル嬢の歌唱もカッコよく、リーダー、ビル・シャープのスタイリッシュで流れるようなピアノも上手いこと絡んでシャカタクらしさもしっかり感じます。コレをがっつり聴きたくてアルバムも聴いてみたのですが、なんともUKらしい上品でお洒落なグルーヴが随所で味わえます。アダルトなサックスが印象的なミッド・グルーヴ「Holding On」も、ブラック・フィーリング濃厚でなかなか浸れます。バナード・エドワーズのような腰のあるベースもイイ感じ。「Summer Sky」はナイト・バーズのような構造の曲で、流れるようなジャジーなピアノのメロディにサビだけヴォーカルが入るシャカタクらしさを感じる曲。やはりミッドナイト、カフェバー(←古い)ってイメージで、ダブルのスーツでも着たくなっちゃいます。サンタナみたいなギターが絡むインスト「Hypnotised」やスロウは眠たくなりますが、中盤「Don't Blame It On Love」のような絶品グルーヴがまたもや登場。この辺は絶好調です。メロディに凝ったものほど、今では古臭く感じちゃうものの、服脱いでポリネシアン・ダンスを踊りたくなるパーカッシヴな「Fire Dance」や、ジャジーに決める「Lady (To Billie Holiday)」はなかなか。あと、ボートラの「Breakin' Away」がまたイイ曲で、ビルのピアノ・フレーズ、ジル嬢のクールな歌メロともに絶品。ルーファスを軟弱にしたような「If You Want My Love (Come and Get It)」もイケてます。一方、インスト主体の「Rising Sun」はトレンディ・ドラマのBGMで流れたような感じの絵に書いたような80'sインスト。
「ハウス・マヌカンも踊るナイス・グルーヴ!なんか育ちの良さを感じます。」

Down On The Street


Breakin' Away


テーマ: アルバムレヴュー | ジャンル: 音楽

Tasty Jam / Fatback * 1981 Spring | Home | Obscure Ride / Cero * 2015 kakubarhythm

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