A Boy Like You / Various Artists * 2015 Warner

Golden Pops
boy like

  いよいよ表参道の世界最大の旗艦店もオープンの勢いに乗る“サンローラン”。創設者の映画も話題ですが、現在のデザイナー、エディ・スリマン氏も注目です。スリマンのロック・テイスト溢れるクラッシュポール・ウェラーにも影響を受けたというデザインは、なんともクールで俄然注目です。ショップに行ったら分かりますが、ファットな人は着用しないでくれっとでも言ってるようなスタイリッシュな現在のラインは熱心なファンも多く、ケリング・グループでも今、一番の人気。モードの帝王サンローランの意志を受け継いだ、今の尖った“サンローラン”な気分で聴きたいのが、今聴いても洒落た60'sガール・グループ・コンピ。これはイケてます。
 中身はコルピックス・レーベル62〜64年の珠玉のガール・グループ集で6枚出たナゲッツ・シリーズのVol.5。フィレス前のThe Ronettesの「I'm Gonna Quit While I'm Ahead」からウキウキ・スタート。4曲収録のShelley Fabaresは“ジョニー・エンジェル”のヒットで有名な女優&シンガー。ドリーミーで可愛い「Telephone」もたまらんのですが、サム・クックキャロル・キングのプロデューサーで有名なルー・アドラーと結婚した後のビート・ポップ「Football Seasons Over」、フィレス・サウンドな作りが垂涎の「He Don't Love Me」とキュートに迫ります。そして最高としか言いようのないのが、後のハニー・コーン加入のキャロリン・ウィリスがリードを取るThe Girlfriendsの「My One And Only, Jimmy Boy」。デヴィッド・ゲイツのスペクター・ライクな名曲です。世界初CD化という、ベテランThe Barry Sistersの「Too Smart」や、Toni Wineのクリスマス・ソング「My Boyfriend's Coming Home For Christmas」もクール。トニ嬢は「A Boy Like You」、「A Girl Is Not A Girl」と17歳の舌ったらず風が胸キュンの極上ポップスも収録です。またブロンクスの姉妹The Barry Sistersの「I Must Be Dreaming」は本作中トップ・クラスのハーモニーも楽しいガール・ポップ。そしてビートルズがカヴァーもしたクッキーズEarl-Jean嬢のソロ4曲もお楽しみ。ゴフィン=キング制作で、ハーマンズ・ハーミッツがカヴァーした「I'm Into Something Good」、ボサノヴァ「We Love And Lean」、ダイアナ・ロス風の声もたまらん「Randy」に「They're Jealous Of Me」と抜群。大手家具店の社長令嬢Bernadette Castroはワクワク・ポップ「Sports Car Sally」に、チャーリー・カレロのアレンジも素晴らしい「A Girl In Love Forgives」収録と全て3分未満のゴールデン・ポップスがずらり。
「音楽ってファッションだと感じさせてくれる魅力満載。オシャレして出かけたくなる名コンピ!」

The Girlfriends - My One And Only Jimmy Boy


Toni Wine - A Boy Like You


テーマ: アルバムレヴュー | ジャンル: 音楽

Spotlight On / Maxine Brown * 1965 Wand | Home | 52 Minits Of Soul / Various Artists * 1991 Minit (EMI)

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