Thelma Jones / Thelma Jones * 1978 Columbia

70's 〜 Recent Soul
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 久々に山陰・米子へ。食いもんは美味かったけど、どこも暖冬ですわ。で、時間があったので空港で聴いてたのがこの人、テルマ・ジョーンズ。かつてアレサ・フランクリンがファンクに接近してた時に、ガッツリかましてくれたのが“The House That Jack Built”って曲。アレサらしいカッコいいアトランティック産ファンクでしたが、そのオリジナルがあると知ったのが良質ファンクを届け続けるBGPのSuper Funkシリーズ。そこでアレサに似た歌い方の迫力あるシンガーやと思ったのがテルマ・ジョーンズでした。スピン・オフのFunk Soul Sistersでも“Mr. Fix It”なる69年産良質ファンキーが収録され気になってた人です。この時代はアルバムは出せなかったらしいですが、しばらくしてソニーから出された76年盤はデビューから10年近く経ってようやく出すことができたというColumbiaからの1st。洗練されつつもテルマのディープな歌声が楽しめる好盤です。
 中身はいきなりスモーキーの名曲「I Second That Emotion」カヴァーで、時流を意識してかN.Y.録音でややディスコ風味。しかしハートをグッと引き寄せるのは次のスロウ「Lonely Enough To Try Anything」。テルマが丁寧に歌い込む逸品で、起承転結ある良いメロディやと思ったら、やはりコノ男、サム・ディーズ作品でした。オージェイズの「Now That We Found Love」を華麗にキメた後は、ポップな「Angel Of The Morning」、レオン・ウェア作の洗練された「I Can Dream」と続きますが、グレイ&ハンクスの書いた「How Long」はルーファスのようなグルーヴィーさで超カッコイイです。こっから後は絶品の流れで、シャロン・リドリーのカヴァー「Stay A While With Me」、リタ・クーリッジもヒットさせたピータ・アレン作「I'd Rather Leave While I'm In Love」、サム・ディーズ作の溌剌ヤング・ソウル「I Want What You Want」と、テルマのソウルフルな歌声も冴えます。名バラード「Salty Years」で本編は〆ですが、コロンビア時代のシングルの良品もボートラ収録。ミリー・ジャクソンを手掛けてきたブラッド・シャピロ作の76年「You're The Song (That Can't Stop Singing)」、サム・ディーズ作の78年ダンサー「Love Look What You Got Me Into」とこれらもなかなかの聴き応え。
「見事なスモーキー・ヴォイスを活かしきった快作。なかなか切れのええオバハンです!」

I Want What You Want


How Long


Lonely Enough To Try Anything




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Come On / TH eROCKERS * 1981 See Saw | Home | Magical Mystery Tour / The Beatles * 1967 Parlophone

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