Rough Diamonds / Bad Company * 1982 Swan Song

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 テレビで志村けんを見てたら、突然聴きたくなったポール・ロジャースの声。ほんま顔だけですが似てます。一世一代の大傑作、フリーの“My Brother Jake”を、いつものように聴いて満足。そっから、バッド・カンパニーにも流れて傾聴。やっぱり間違いなく最高峰のヴォーカリストです。最近もメンフィスのロイヤル・スタジオで録ったソウル・カヴァー集を出してましたが、一番最初に耳にしたのは遠い昔のバッド・カンパニー。それも、もう落ち目の頃。人間、最初に聴いた時の印象がずっと後々まで尾を引くと言いますが、FMで聴いた本作の印象は「アーバンな渋いロックやなぁ」って感じ。本当はストレートなハード・ロック・バンドやったとは後になって知りました。最初の出会いで間違った印象になったのはクイーン同様。でもポールの激渋の声は頭にずっと残ってて好印象でした。
 そんなことで、よく“バッド・カンパニーらしくない”と酷評される本作。私にとってはコレがバッド・カンパニーで、結構好きなアルバム。初っ端の「Electricland」がやっぱシビれます。洗練されたAORなサウンドではありますがサビでのポールのヴォーカルはやはり絶品で、ロッドの“Passion”的な魅力があります。まずもってコノ曲の印象が本作の格を上げます。続くファンキーなギター・カッティングがカッコいいアーバン・ブルース風味の「Untie The Knot」や「Painted Face」もちょっと80年代のクラプトン風でイケてます。音こそ洗練されましたが「Kickdown」なんか、フリーと演ってることは一緒。デラニー&ボニーばりに快調に飛ばす「Ballad Of The Band」や、続いてのファンキーな「Cross Country Boy」ではサザン・ロックなスタイルで、ホーンも導入してスワンピーにキメてくれてます。「Old Mexico」なんかは、ココにアンディ・フレイザーとポール・コゾフが絡めばまんまフリーです。終盤はシンセのリフが主導する「Downhill Ryder」や「Racetrack」など非常に軽々しい曲も登場。多分、これまでのファンなんかは拍子抜けやったに違いない、らしくないアレンジ。快調な前半からすると、やや尻すぼみな印象もあり。
「ポールのソウルフルなヴォーカル・スタイルは一貫して変わらず。魅力は充分、発揮です!」

Electricland



テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

Soul Session Live / James Brown & Friends * 1988 Scotti Bros | Home | The Complete Duets / Marvin Gaye & Tammi Terrell * 2001 Motown

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