Toni Braxton / Toni Braxton * 1993 Arista

90's Female R&B
toni-braxton b



 セクシー低音ヴォイスで90年代から不動の地位を確立したトニ・ブラクストン。アルバム・デビューに先だってベイビーフェイスとデュエットした時から大注目でしたが、待望の本作も期待に応えた良質R&Bでした。ちょうど童顔氏も歴史的名作をドロップする頃、時を同じくしてリリースされたのが、このアルバム。もう、あちこちでクレジットが見られたベイビーフェイスの作品でしたが、やはり最高の相性をみせたのが、このトニ嬢。ソロ・デビュー時はベリー・ショートで今陽子風(←古い)でいまいちビジュアルの魅力に気付きませんでしたが、声はホイットニーと同系統な感じでも個人的にはより好みな声。優しくも瑞々しいサウンドで包まれたこの1stは、ベイビーフェイス・サウンドがお好みの方には必携の優秀作です。今やタダ同然ですので、最近のR&Bファンにもぜひ押さえてほしいブツ。
 中身は、冒頭から童顔印メロディ炸裂の「Another Sad Love Song」、本作のテーマ曲みたいな「Breathe Again」、妖艶な「Seven Whole Days」と大人向けの落ち着いたR&Bをガッツリ聴かせてくれます。共にしっかりチャートでも成功を収めてました。音の方もLA FACE系ど真ん中の聴きやすいソフトなサウンド。中盤以降も金太郎飴的に童顔印の美メロが続々登場で「Love Shoulda Brought You Home」や、後ろにベイビーフェイスの影がはっきり見える「You Mean the World to Me」なんかも抜群のしっとり感。たまらんです。一方では、LA FACE制作以外の曲もしっとりしたR&B中心で「Love Affair」もなかなか心地良い湿った感触で、妹テイマーの旦那となるヴィンセント・ハーバート制作の「How Many Ways」は極上の仕上り。少しながらビートにエッジを効かせたナンバーもあって、「Spending My Time With You」、マライアのエモーションズに少し似た「I Belong to You」あたり、良いアクセントになってます。終盤登場のスターポイントのアーネスト・フィリップス制作曲「Best Friend」はベタですが、この流れで違和感なし。全世界が魅了された97年にウェンブリーで Sealと歌った絶品モータウン・カバー“You're All I Need To Get By ”やマイケル・マクドナルド作でも証明されたように、普遍的な名曲でもこの魅惑の声は映えまくり。どんどんソウル・クラシックも演ってほしい人です。
「今もR&B界においてなくてはならない存在トニ嬢。デビューから輝いてました!」

Seven Whole Days


Love Shoulda Brought You Home




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Private Eyes / Daryl Hall & John Oates * 1981 RCA | Home | Inner Child / Shanice * 1991 Motown

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