Private Eyes / Daryl Hall & John Oates * 1981 RCA

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 あ〜来日してるな〜って思いつつ、忙しくて行くことができなかったホール&オーツの先月の武道館公演。80年代の大スターといえば、この二人でした。ポップなのやっても、ロッキンなのやっても、スウィート・ソウルやっても上手いこと自分達のスタイルで魅せてくれるコンビです。まだクソガキの頃でしたが、やはり衝撃的だったのは「Private Eyes」のプロモーション・ビデオ。部屋の天井角に備えたカメラに向かってクールに決めるホール&オーツ・バンドがやたらカッコよく映りました。洋楽に本格的に目覚めた頃で、“燃えろ青春(Young Turks)”のロッド、“堕ちた天使(Centerfold)”のJ.ガイルズ・バンド、“スタート・ミー・アップ”のストーンズ、“レッツ・グルーヴ”のアースとかPVのはしり。雑誌でしか見れないアーティストが動いてるぞっと、まばたきもせんとTVを見てましたヨ。ほんまに。
 そんなことで本作。色んなスタイルをこなすホール&オーツながら、ここではニューウェーヴ的なサウンドが新鮮です。録音メンバーも成功した前作と全く同じで、チャーリー・デシャン(Sax)、G.E.スミス(g)、ジェリー・マロッタ(Dr)、ジョン・シグラー(b)とPVでも見れる人達。ハンド・クラップもインパクト抜群の大ヒット「Private Eyes」に、キャッチーなシングル「Did It In A Minute」以外にも、シングルだったら売れそうな「Head Above Water」、カーズやと言われたら間違えそうな「Tell Me What You Want」や「Friday Let Me Down」、「Some Men」とニューウェーヴ・テイストの上質なポップ・ロックが連打。“Kiss On My List”風の「Unguarded Minute」もイケていて、実にクオリティが高いです。そしてお楽しみはルーツにある黒光りするブラック・テイスト。オールド・ソウルの香り漂う「Looking For A Good Sign」も楽しいですが、クールなのがR&Bチャートでもブレイクし、ヒップ・ホップでもサンプリングされた逸品「I Can't Go For That (No Can Do)」。後々になっても評価され続けてきた傑作で、子供の時は何がエエのかさっぱり分かりませんでしたが、煙草を吸う歳くらいになってやたらカッコよく聴こえた曲です。リズム・ボックスの使用や、歌メロやサビの作りからして濃厚なブラック・フィーリング。さすがフィリー・ソウルをルーツに持つ二人、ちゃんと目配せしています。他も、ジョン・オーツの渋い歌唱も光るポップ佳曲「Mano a Mano」あたりもよいアクセント。
「ベストヒットUSAの常連だった人気者。また来日してね〜」

Private Eyes


I Can't Go For That (No Can Do)


Did It In A Minute


テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

愛すべき今日 / エレファントカシマシ * 2015 Universal | Home | Toni Braxton / Toni Braxton * 1993 Arista

コメント

これとこの前作は
本当によく聴きました^_^
バンドメンバーもキャラが立ってて
好きだったのですが
それでも当時よくヒューイルイスのところのメンバーと混同してました^_^

2015/11/08 (Sun) 14:06 | 片山ニク #- | URL | 編集
No title

★片山ニクさん
 私もそこらとH2Oが一番、耳にしてた時期です。
 シングル曲ばっかでしたが、改めて他の曲もクオリティ高いと感じましたね〜 ビデオがカッコいいってのは時流にピシャリでした!

2015/11/09 (Mon) 00:53 | ezee #- | URL | 編集

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