The Pointer Sisters / The Pointer Sisters * 1973 Blue Thumb

Vocal Groups
pointer sisters

 米オバマ氏も、最後は中国のイニシアチブ阻止を掲げて上手いことまとめてたTPPも大筋合意。なんじゃかんじゃ心配の声も多いですが、競争力が上がり流通するモノのクオリティは上がるはずです。日本も賛否で揉めて大変でしたが保護ばっかでは、利権は生まれても進化はないですから。そんなことで、かねてからサム・クックやポインター・シスターズのヒット曲でのフレーズを使って、キャッチーなキャンペーンをするオバマ氏。かつてポジティヴな掛け声として使った“Yes We Can”というフレーズも、ポインター・シスターズの大ヒットからでした。80年代はビバリーヒルズ・コップの挿入歌とかのティーン向けポップ・ソウルでブレイクしてた3人組ポインター・シスターズですが、70年代は4姉妹体制でジャジーでアーシーなソウルを演ってます。
 この73年、1stで光輝くのは何といってもアラン・トゥーサン作の「Yes We Can」。とにかくカッコいいです。女性に尊敬をとか、住んでる場所を大事に、今こそ秩序が重要とか、我々ならできる!と、リー・ドーシーのニューオリンズ・ファンクをさらにシャープに発展させてます。西海岸オークランド出身の技量バッチリ姉妹を、ハービー・ハンコックとかと仕事してたプロデューサーのデヴィッド・ルービンソンが上手く調理。コーラス・ワークの技量が抜群に優れてて、ゴスペル・ライクな「River Boulevard」あたりもシビれるほどのクールなパフォーマンスです。ただバリバリのソウルは数曲のみで、あとは30年代ファッションに身を包んだジャケのようなオールド・ジャズを意識したスタイル。この時代のグループとひと味違うのは、「Cloudburst」や「Jada」などポピュラーやジャズ寄りのスタイルも器用にこなしていて、黒人版アンドリューズ・シスターズのようなとこも売り。オールド・ポピュラーを繋いだ「Old Songs」、スキャットだけで進行する「That's How I Feel」、アコースティックなピアノ・コンボでジャジーにキメる「Sugar」や、スウィングしまくる「Pains And Tears」と実にヴァラエティ豊かに卓越した技術を見せつけます。ホンマの芸人です。最後はハウリング・ウルフの「Wang Dang Doodle」をグルーヴィーなスウィンギン・ブルースに仕立てあげて熱く聴かせます。
「分かりやすさでブレイクした80年代。本当の実力を知るなら70年代の本作です!」

Yes we can can


Cloudburst



テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Friends / Dionne Warwick * 1985 Arista | Home | Pure Gold / Pure Gold * 1981 Capitol

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