Roger Tillison's Album / Roger Tillison * 1971 Atco

Roots Rock
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 まだまだ知らないエエ音楽があるもんやと思ったのが、ロジャー・ティリソンってシンガー。全く知らん人だったのですが、このたび信頼のおけるミュージシャンの先輩から御厚意でゲット。なかなか泥臭いロックやなぁと思って聴いてると、これがドンドンはまる。ザ・バンドや、デラニー&ボニー、フェイセズなんか好きだったら、間違いなく気に入る音です。興味が出てきて調べてみると、スワンプ関連の人脈では結構すでに有名な人だったみたい。ジェシ・デイヴィスがプロデュース&全面参加ってことみたいで、ここもポイント高し。スワンプ系のアルバムでよく参加してるジム・ケルトナー(ds)やラリー・ネクテル(Key)も揃った非常に長く聴けそうな良いアルバム発見です! 猿の惑星みたいな見事なオッサン顔してて一瞬引きますが、実にツボをつく良いパフォーマンスでもっと早く聴いときゃ良かったと思える名品です。
 とっつきやすかったのがカヴァー曲の存在。1曲目からザ・バンドのライヴで演ってたボブ・ディラン曲「Down In The Flood」が登場。これがグイグイうねるリズム隊と共にジェシ・デイヴィスと思われるスライドが豪快に絡む見事なスワンプ・ロック。そしてザ・バンドの「Get Up Jake」も見事にロジャーのメロディで味のあるカヴァー。 最後に収められたフォー・トップスのヒット曲「Loving You Is Sweeter Than Ever」もザ・バンドがリック・ダンゴが歌ってた名曲。ここではバンジョーも使って演ってて、これがまた実にエエ感じ。しかしながらこのロジャー氏自身のペンによる曲もグレイトで「Old Santa Fe」あたりで聴ける哀愁満開のヴォーカルなんか絶品というしか無いです。思わずリピートして聴きたくなります。また、フィドルにバンジョーも絡めたカントリー・アプローチ「Good Time Gal」や、レイドバック感がたまらん「Let 'Em Roll Johnny」あたりも心地よい曲。他も、ウディ・ガスリーの「Old Cracked Looking Glass」や、ドン・ニックスの曲という「Yazoo City Jail」あたりも泥臭さ満開で、リラックスして聴けます。
「ええ感じのハモンドにスライド・ギター、気負いの無い歌。隠れたスワンプ・ロックの銘品です!」

Good Time Gal


テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

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