Notations / Notations * 1975 Gemigo

Vocal Groups
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 インバウンド、富裕層と10月になっても衰えないラグジュアリー需要。先日の雑誌取材にも強気に語っちゃいました。そんな感じで週末は調子に乗って飲み過ぎてヘロヘロに。ここは細胞を癒やすスウィート・ソウルです。ソウル・ミュージックの全盛期の音を聴こうとすると、絶対に避けられないシカゴ・サウンド。カーティス・メイフィールドのインプレッションズを筆頭に、シャイ・ライツアーティスティックスロスト・ジェネレーションなど枚挙に暇がないほど優秀ヴォーカル・グループを産出してますが、このノーテイションズも素晴らしい。60年代から活動していて、コツコツとシングルを発表してたようですが、アルバムはこのカートム傘下のGemigo盤が1枚目。70年代ど真ん中だけあって、シカゴ・サウンドもフィリーの影響も受けた感じで、洗練具合も進み少しスピナーズ風。ストリングスに、ハープやシタールを混ぜ込んだサウンドに、いなたい4人組の甘茶ヴォイスが鳴り響きます。
 中身はリード・ヴォーカル、クリフォード・カリーの地声とファルセットを駆使した歌唱がなんとも心地良くて飽きない音。冒頭の軽快ダンサー「It's All Right (This Feeling)」から絶妙のコーラスと共にウィンディ・シティと呼ばれるシカゴの爽快な風を感じさせます。でも、こんなの序章で次の「Take It Slow」がさらに凄い。クリフォードが高ぶる感情をストレートに炸裂させる激ソウルな歌唱がしっかり味わえる名曲。濃ゆい素材に、すっきりしたスープを掛け合わす、この美味。たまらんです。「Bills Breakup Homes」と、ラストの「Think Before Stop」でもダンサーも披露ですが、しっとりとしたシタールにファルセットを絡めた甘茶的展開「Make Me Twice The Man」、サビの高揚感もたまらん「There I Go」、クリフォードのテナーが素晴らしい「Since You've Been Gone」あたりのミディアム系が絶品。スウィートなヒット・シングル「It Only Hurts For A Little While」が普通すぎて置きにいった感さえあり。語りも交え、まったり進む甘茶「Make Believin'」もエエ感じです。また、ボートラはCurtis Mayfieldとの、もろカートム印となる「Super People」は全然毛色が違うクールなファンクですが、こちらの必聴のシングル曲傑作。
「ハマると暫く抜けられないヴォーカル・グループの快感。風の街が織り成す絶品ハーモニーです!」

Take It Slow


Curtis Mayfield & The Notations - Super People



テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Come & Get Youself Some / Leon Haywood * 1975 20th Century | Home | On How Life Is / Macy Gray * 1999 Epic

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