Gettin' Ready / The Temptations * 1966 Motown

Motown
tempts-gettin-ready.jpg



  巷で評判となった米オバマ大統領の夏休みのミュージック・プレイリスト。人間の器は違うけど、自分のプレイリストにしてもよいくらい音楽趣味が合って嬉しくなります。どんなアーティストが選ばれてるかっていうと、ロックではストーンズ、ヴァン・モリソン、コールド・プレイ、ジャズではコルトレーン、ニーナ・シモン、シナトラ、カサンドラ・ウィルソンなんかで、後は大半がソウル&ファンク系。アイズレーズ、スライ、アレサ、オーティスからビヨンセ、エリカ・バドゥ、ローリン・ヒル、ジョン・レジェンドなんかで曲も渋いトコ突いてます。“How Can You Mend a Broken Heart”はビージーズじゃなく、アル・グリーン版です!ヒップ・ホップでもタリブ・クウェリ&ハイ・テックやナッピー・ルーツまでチョイスされててビックリです。結構最近のもあって、頭の柔らかさが伺えます。う〜ん、政策はどうあれエエ大統領やないですか、めちゃ親近感わきます。そんなSpotifyのリストの1曲目にオバマ氏が置いてたのがクラシック・ファイヴ時代のテンプテーションズ「Ain't Too Proud to Beg」。オバマさん、一緒にカラオケ行こう!って言いたくなります。
 そんな事でテンプス最強時代、66年の4枚目。先のポップ・ソウル大傑作「Ain't Too Proud to Beg」も収録で、デヴィッド・ラフィンの名唱がバッチリ聴けます。ソウルフルかつスマートに伊達男が女性に尽くし歌い上げるノーマン・ホィットフィールド初期の重要作。これは翌年のライヴ盤や、ホール&オーツとのアポロ盤も絶品なので是非。そして本作で人気を二分するのがファルセットのエディ・ケンドリックスが歌うスモーキー作の名曲「Get Ready」で、レア・アースやスプリームスエラ・フィッツジェラルドとカヴァーも優秀作が多し。もうリフから、歌詞、サビの高揚感、コーラスと非の打ち所ナッシング。とにかく、この2曲はモータウン黄金期でもズバ抜けてて真のクラシックです。全体でも、冒頭の「Say You」から3曲つづくラフィン節、「Lonely, Lonely Man Am I」や「Who You Gonna Run To」でソウルを見せつけるポール・ウィリアムス、後にマーヴィン・ゲイでヒットの「Too Busy Thinking About My Baby」、ミラクルズ名スロウのカヴァー「I've Been Good to You」などで爽快ファルセット全開のエディと、3人のリードできっちり楽しませてくれます。ラストの「Not Now, I'll Tell You Later」ではベースのオーティスもブイブイで、スプリームスもコーラス参加の楽しい曲。現行ボートラは63年エルブリッジ・ブライアント在籍時、ポールがリードの曲も2曲。
2作目3作目同様、無敵艦隊状態のテンプス。オバマ氏も手放せません!」

Ain't too proud to beg


Get Ready



テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Nothing To Lose / Music From And Inspired By The Motion Picture * 1997 Tommy Boy | Home | Silk Degrees / Boz Scaggs * 1976 Columbia

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ