Bo Diddley's Beach Party / Bo Diddley * 1963 Chess

50's Pioneers
bo beach



 男気満載の歌声とマラカス、四角いギター、ワン・グルーヴで押しの一手、こう書くともうお分かりのボ・ディドリーのおっしょさんです。昔、たたき売りみたいなこのレコードを買って、あまりに凶悪な音の悪さにビックリしましたが、配信になってもそこは変わらず。クリアで綺麗なサウンドになったら逆に落ち着かんわってなもんです。デジタルもヘチマもないボ・サウンド、マッチョです。熱狂的な観客に、ヘンテコリン・ギターが奏でるトロピカルなトレモロ・サウンドが最高。隣に必ず謎の美女ギタリストがいるボ先生ですが、レディ・ボ−は脱退後なので2代目The DuchessことNorma-Jean Woffordをリズム・ギターに従えての、サウス・カロライナのマートル・ビーチでの熱いライヴです。
 ハッキリいってどれ聴いても最高なのですが、オープニングのチャック・ベリー・カヴァー「Memphis」が、まず聴きモノ。リフだけが原型を留めていて、あとはボ印に押し通す強烈インスト。この時点でもうガッツポーズです。続く、爆裂さいざんす調「Gunslinger」、さらにテンポ・アップの「Hey Bo Diddley」と暑さで頭が沸いてる時にさらに効果発揮の強引ボ印が炸裂。この辺りは、人間の本能のまま踊りたくなります。阿波踊りでもバッチリ合いそう。そこへ来て、ブチ込むのがラテン・テイストのインスト「Old Smokey」で見事なクール・ダウン。これはさすがにどんな美女でも脱ぎ出します。あの最高のデビュー曲と全く違いがわからんけど「Bo Diddley's Dog」は途中で犬の鳴きマネも登場。さすがの芸人根性です。後半(B面)頭に鎮座した「I'm Alright」はストーンズ・ファンも大注目の曲で、ストーンズ初ライヴ盤でも取り上げられていたイケイケ・バック・ビート・ナンバー。猛烈にカッコ良し。リラックスした「Mr. Custer」の後は、なんと「Bo's Waltz」で3拍子が登場。なんともエレガントな芸人です。最後はトロピカル名演“Crackin' Up”からなぜかタイトル変更の「What's Buggin' You」に、踊り倒すしかない代表曲「Road Runner」で興奮で汗腺全開の〆。
「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイと踊り狂いたい、真夏の夜の名ライヴ。やっぱ最高の男です!」

Gunslinger (A.k.a. Bo Diddley's A Gunslinger)


I'm All Right


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Naked & Warm / Bill Withers * 1976 Columbia | Home | EXPO EXPO / m-flo * 2001 Avex

コメント

ミュージシャンより芸人と呼ばれたい

そんなボの、心の叫びを代弁する(?)かのような名調子!いつもながら楽しませて頂いてます!

オレもオトコだっ!

ズンっ・ズンっ!ズンドコっ!(←そりゃ、ちょと違う)

2015/08/09 (Sun) 19:55 | Booty☆KETSU oh! ダンス #- | URL | 編集
No title

Booty☆KETSU oh! ダンス さん
このお方をシンガーとかいうと失礼な気が・・
やっぱ芸人ですわ!

2015/08/09 (Sun) 23:55 | ezee #- | URL | 編集
No title

私も 初めて聞いたその日から 芸人だと疑わずにいました!
あとで ストーンズがリスペクトしてると知って インチキおじさんじゃなかったの???って 見直しました!
あまりの暑さに 本能寺の変になりそうやけど ボ先生なら
 変もカッコええ!!

2015/08/10 (Mon) 20:26 | ひるのまり #- | URL | 編集
No title

ひるのまりさん
いえいえ、立派なインチキですよ!
インチキに真があるのです。変こそ真なりです。
素晴らしい人だと思います。

2015/08/11 (Tue) 00:49 | ezee #- | URL | 編集

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