Quatro / Suzi Quatro * 1974 RAK

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  自分でレコードをドンドン買いだした頃、中古屋で山のように叩き売りされてたスージー・クアトロ。よっぽど、しょーもなくって皆、売ってんだろうな〜って思ってた人。80年代頃ってのは、もうメインストリームにいなくて、過去の人やと思ってて何の興味も無かったのですが、急に気になりだしたのがBOOWYとの共演シングル。解散前の“マリオネット”を友達からシングル盤借りたら、そのB面にいたのです。中古屋の女王(←すんませんっ)スージー嬢が。このヒムロックとのデュエットが強烈にカッコよかったので、一気に格上げでした。なんせ美貌の姐ちゃんが、ギターじゃなくベースを持って、皮のツナギ着てガンガン弾きながら歌うってのはカッコいいです。ジョーン・ジェットとコノ人は男子ロックと同格でイケてます。
 イギリスのロッカーやと思ってたら、デトロイト出身のアメリカ人でスカウトされてイギリスに渡ったそう。ストレイ・キャッツと同じパターンです。ハードなテイストながら口ずさみやすいポップ感を持った大ヒット「The Wild One」。これこそBOOWYが唯一、共演名義で発表した曲で、まさにワイルドなスージーの歌唱が魅力的すぎ。KISSにも似たシンプルでストレートなロック・サウンドが痛快です。聴くならボートラで収められたシングルVerが最高で、少しダルなアレンジで録られたアルバム・テイクは魅力半減です。また、リトル・リチャードの「Keep A Knockin」もガツンとかましてて好感。この人ならベースでドツかれてもイイです。ワイルド一本槍かと思いきやレイ・チャールズHit The Road Jack」をファンキーにキメてたり、なかなかアルバムではヴァラエティ豊か。力也さんを思い出すエルヴィスの「Trouble」や、クリフ・リチャードの「Move It」、アーサー・アレキサンダーA Shot of Rhythm and Blues」なんかも男勝りにガツンと演ってて、極めつけはジャケのイメージそのままのシングル・ヒット「Devil Gate Drive」で、ライダーズ・ジャケ着て聴きたいワイルドさ。次のシングル「Too Big」も同様。同時期に活躍のT,REXっぽい「Savage Silk」なんてのもありです。ボートラではシングルB面とかが入ってて、ブルージーな「I Wanna Be Free」、ホンキ−トンクな「Shake My Sugar」とかも入ってて実は色んなスタイルを持った人やと分かります。
「70年代女のロックと言われて、出てくるのはやっぱコノ人。ワイルドだぜぇ(←古い)」

The Wild One single ver.


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

pamS / SMAP * 2001 Victor | Home | Come On / TH eROCKERS * 1981 See Saw

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