Woman / Jill Scott * 2015 Atlantic

10's Female R&B
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 2,000年にデビューして以来、安定して気合いの入ったソウル・アルバムを創り続けているジル・スコット。大ヒットの前作からはや4年、アトランティック系のレーベルから久々の新作が届きました。ジェイムス・ブラウンの映画にも嫁ハン役で出てましたが、早く新作出せよ〜と思ってたので、これは嬉しいニュース。そして、おっ出たと思ったら、すぐアクセスして聴けるのがサブスクリプションの良い所。40歳を超えて、ベテランの域に入ってきたネオ・フィリー・ソウルの女王。リリースと同時にガッツリ聴かせていただきました。
 まず先行カットという「You Don't Know」を聴いてビックリ。あのLomaレコードCarl Hallのカヴァーで、レディ・ソウルLorraine Ellisonも演ったアノ曲やないですか! ココ数年トレンドのアンビエントなアプローチか、ディスコ・リバイバル的なモンなのかと思いきや、アレサの全盛期を彷彿させるディープ・ソウル・バラードを放り込んできました。この時代にシーンのど真ん中で60年代をモロに感じさせる、生音ソウルで勝負してくるとはエエ根性です。さすがデッカイ尻してます。また同じく先行で聴けた「Fool's Gold」は、従来のジルを踏襲したネオ・ソウル・チックなドス黒い音。ディアンジェロの新作同様、肝の座った迎合しないスタイルは好感です。アルバムは冒頭のイントロ的な「Wild Cookie」からザ・ルーツな生ファンクな音で期待感膨らみます。2コードのみのドッシリしたリズムで堂々と歌い上げる「Prepared」、ノーザン・ソウルのようなノリの良いリズム・ナンバー「Run Run Run」、ウィリアム・ディヴォーン彷彿の「Can't Wait」と絶妙の緩急で惹きつけてくれます。またプリンスやネプチューンズ以降のファンクをしっかり感じさせる「Closure」での存在感抜群のソウルフルなヴォーカル・スタイルに生ホーン。ここらもたまらんトコです。後半は少しダレてきたかと思いきや「Back Together」でゴスペルのようなオーセンティックなアプローチで感涙させてくれます。2015年版ヒッツヴィル・モータウンともいえる「Coming To You」を経て、BJ the Chicago Kidとのデュエットを不思議な浮遊感の中で聴かす「Beautiful Love」で〆。
「期待の若手やと思ってたら、期待通りのオバハンになってきたジル嬢。ええのん出してくれました!」

You Don't Know


Closure


テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Ladies' Night / Kool & the Gang * 1979 De-Lite | Home | The Very Best of Connie Francis: Connie's 21 Biggest Hits! * 1990 Porydor (MGM)

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